電気回路特論

科目基礎情報

学校 新居浜工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 電気回路特論
科目番号 620117 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電子工学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 基礎からの交流理論 電気学会 その他配布資料
担当教員 眞鍋 知久

到達目標

1. 回路解析に必要な諸定理を理解し、問題を解くことができる
2. 四端子回路網における行列表現を理解し、主要パラメータを導くことができる。
3. 影像パラメータを理解し、これを導くことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 回路解析に必要な諸定理を理解し、問題を解くことができる 回路解析に必要な諸定理を挙げることができ、基本的な問題を解くことができる 回路解析に必要な諸定理を挙げることができない
評価項目2四端子回路網における行列表現を理解し、主要パラメータを導くことができる四端子回路網における行列表現を知っている。四端子回路網における行列表現を理解できていない
評価項目3影像パラメータを理解し、これを導くことができる。影像パラメータを知っている。影像パラメータを理解していない

学科の到達目標項目との関係

専門知識 (B) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
電気回路論は回路の諸現象を数学的手法を用いて表現するものであり、電子・電気工学の基礎理論である。ここでは特に電気回路において、回路解析に必要な諸定理、四端子回路網における行列表現の数学的取扱いを理解し、その物理的意味を把握することを目的とする。
授業の進め方・方法:
電気回路論は、電気・電子工学を専攻する学生にとっては、電磁気学と並んで最も基礎的な科目である。本科で学んだ電気基礎、電気回路と密接に関連するため、これら電気基礎、電気回路の基礎、電磁気学の基礎を再度復習しておくことを勧める。
注意点:
この科目は専攻科講義科目(2単位)であり、総学修時間は90時間である。(内訳は授業時間30時間、自学自習時間60時間である。)単位認定には60時間に相当する自学自習が必須であり、この自学自習時間には、担当教員からの自学自習用課題、授業のための予習復習時間、理解を深めるための演習課題の考察時間、および試験準備のための学習時間を含むものとする。

本科目の区分

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 電気回路の復習 1
2週 電気回路の諸定理(1) 1
3週 電気回路の諸定理(2) 1
4週 四端子回路網における行列表現(1) 2
5週 四端子回路網における行列表現(2) 2
6週 四端子回路網における行列表現(3) 2
7週 中間試験 1,2
8週 影像パラメータ(1) 2
4thQ
9週 影像パラメータ(2) 2
10週 影像パラメータ(3) 2
11週 影像パラメータ(4) 2
12週 フィルタ(1) 2
13週 フィルタ(2) 2
14週 フィルタ(3) 2
15週 期末試験 1,2
16週 試験の検討 1,2

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験合計
総合評価割合100100
基礎的能力00
専門的能力100100
分野横断的能力00