到達目標
1. コンパイラの構成を簡単に説明できること。
2. 字句解析の手法について説明できること。
3. 構文解析の各種手法について説明できること。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
コンパイラの構成を簡単に説明できる | コンパイラの構成や動作の概要について簡単に説明できる。 | コンパイラの構成について簡単に説明できる。 | コンパイラの構成について説明できない。 |
字句解析の手法について説明できる | 字句解析の手法や構成方法について説明できる。 | 字句解析の手法について簡単に説明できる。 | 字句解析の手法について説明できない。 |
構文解析の各種手法について説明できる | 複数の構文解析手法について、その違いを含めて説明できる。 | 構文解析の各種手法について簡単に説明できる。 | 構文解析の各種手法について説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
ソフトウェア作成に欠かせないプログラミング言語(高級言語)を機械語に翻訳する言語処理系(コンパイラ)について、その構成や理論を学ぶ。
授業の進め方・方法:
基本的に座学形式で授業を進める。言語処理システムの理論を学ぶだけではなく、Linuxを利用した演習も行う。
C言語やLinuxに習熟していることが望ましい。
注意点:
授業の欠席回数が 1/4 を超えた場合は、原則として単位を認定しない。
C言語のプログラミングやコンパイル方法について復習しておいてください。
この科目は専攻科講義科目(2単位)であり、総学修時間は90時間である。(内訳は授業時間30時間、自学自習時間60時間である。)単位認定には60時間に相当する自学自習が必須であり、この自学自習時間には、担当教員からの自学自習用課題、授業のための予習復習時間、理解を深めるための演習課題の考察時間、および試験準備のための学習時間を含むものとする。
本科目の区分
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
言語処理系とコンパイラ概要 |
1
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2週 |
正規表現 |
1
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3週 |
正規表現と有限オートマトン1 |
2
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4週 |
正規表現と有限オートマトン2 |
2
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5週 |
正規表現とオートマトンの演習 |
2
|
6週 |
構文解析の基礎 |
3
|
7週 |
上向き構文解析1 |
3
|
8週 |
上向き構文解析2 |
3
|
4thQ |
9週 |
下向き構文解析1 |
3
|
10週 |
下向き構文解析2 |
3
|
11週 |
下向き構文解析3 |
3
|
12週 |
意味解析 |
1
|
13週 |
最適化 |
1
|
14週 |
実行時環境 |
1
|
15週 |
期末試験 |
1
|
16週 |
試験返却・解説 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | レポート・演習 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 80 | 20 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |