放射線応用(R5非開講)

科目基礎情報

学校 新居浜工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 放射線応用(R5非開講)
科目番号 620130 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電子工学専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 白井 みゆき

到達目標

1 素粒子の種類と相互作用について説明できること
2 放射性同位体の種類と単位、壊変について説明できること
3 放射線測定器の原理について説明できること

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1素粒子の種類と4つの相互作用について説明できる。光と荷電粒子と物質の相互作用を説明できる。光と荷電粒子と物質の相互作用を説明できる。光と荷電粒子と物質の相互作用を説明できない。
評価項目2放射性同位体の種類と単位・壊変について説明できる放射性同位体の種類と単位について説明できる放射性同位体の種類と単位について説明できない
評価項目3最新の研究動向を理解した上で霧箱・スパークチェンバー・半導体検出器について説明できる霧箱・スパークチェンバー・半導体検出器について説明できる放射線計測器について説明できる

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
素粒子、原子核、原子、分子、イオンなどと物質の相互作用を研究し、放射線測定と放射線を利用した測定器について学ぶ。まず特殊相対性理論と量子論の基礎を学び、その後、光と家電粒子と物質の相互作用、放射能・放射線量について学び、具体的な放射線測定器の原理・構造とその関連分野について学習する。
授業の進め方・方法:
定期試験100%で評価する。
本科目は学修単位科目であるので、毎回課される演習問題を学習することが授業の理解の前提となっている。本科目の理解には、数学、物理、化学の基礎的な素養を必要とする。内容は電子工学、量子力学と関連している。
注意点:
授業の欠席回数が1/4を超えた場合は、原則として単位を認定しないので注意すること。

本科目の区分

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 放射線とは何か 素粒子とは何か 1
2週 素粒子と相互作用 1
3週 光と物質の相互作用 1
4週 荷電粒子と物質の相互作用 1
5週 中性子と物質の相互作用 1
6週 原子の構造と放射性同位体 12
7週 放射性同位体の壊変 12
8週 放射線量と単位 12
2ndQ
9週 相互作用とその係数(衝突断面積) 12
10週 相互作用とその係数(阻止能) 12
11週 線量計測量 12
12週 放射線測定器1(霧箱・泡箱、光電子増倍管) 12
13週 放射線測定器2(ガスチェンバー、シンチレーションカウンター、カロリーメータ) 123
14週 放射線測定器3(半導体検出器) 123
15週 演習 123
16週 期末試験 123

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力0000000
専門的能力10000000100
分野横断的能力0000000