到達目標
指数関数,対数関数,順列・組合せ,極限の基本的な概念を学び,実際に計算できるようになる。
ルーブリック
| 理想的到達レベル | 標準的到達レベル | 未到達レベル |
指数関数・対数関数 | 指数・対数を含む不等式,方程式が解ける.
| 指数・対数を含む計算ができる. | 指数・対数の値が計算できない. |
場合の数 | 条件に応じて場合の数を求められる. | 順列・組合せを区別して計算できる. | 順列・組合せを区別できない. |
数列とその和 | いろいろな数列とその和が計算できる. | 基本的な数列とその和が計算できる. | 基本的な数列が理解できない. |
関数の極限 | いろいろな関数の極限を計算できる. | 基本的な関数の極限を計算できる. | 関数の極限を理解できない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
試験,レポート,その他(黒板での発表,演習時の実施状況,授業態度など)により,評価する。
授業の進め方・方法:
状況に応じて,短時間の小テスト,定期試験と同様の時間をとったテスト,演習の時間などを設定することがある。
注意点:
必要に応じて1年時の数学1,数学2の復習をすること。
微分法は高学年の数学や専門科目において,学習事項を記述するための道具となる。講義を受けるだけでは使えるようにはならない。問題演習を行い,自分の手で計算して理解を深めること。
実務経験のある教員による授業科目
授業の属性・履修上の区分
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス,累乗・累乗根(基礎 pp.102-103) |
指数法則を用いて計算できる。累乗根の計算ができる。
|
2週 |
指数の拡張(基礎 pp.104-106) |
拡張した指数に指数法則を用いて計算できる.
|
3週 |
指数関数とそのグラフ(基礎 pp.107-111) |
指数関数のグラフがかける。指数を含む方程式・不等式が解ける。
|
4週 |
指数関数とそのグラフ(基礎 pp.107-111) |
指数関数のグラフがかける。指数を含む方程式・不等式が解ける。
|
5週 |
対数の性質と対数の計算(基礎 pp.112-115) |
対数の性質を理解し,対数の性質を利用して計算できる。
|
6週 |
対数の性質と対数関数のグラフ(基礎 pp.115-117) |
対数の性質を理解し,対数関数のグラフがかける。
|
7週 |
対数関数を含む方程式・不等式(基礎 pp.117-118) |
対数を含む方程式・不等式が解ける。
|
8週 |
中間試験 |
|
2ndQ |
9週 |
常用対数(基礎 pp.118-124) |
常用対数表を利用した計算ができる。
|
10週 |
常用対数(基礎 pp.118-124) |
常用対数を文章題に利用できる。
|
11週 |
場合の数(基礎 pp.204-206) |
簡単な事象の場合の数を求められる。
|
12週 |
順列(基礎 pp.206-208) |
順列の計算ができる。
|
13週 |
いろいろな順列(基礎 p.209, pp.212-214) |
重複順列,円順列などの計算ができる。
|
14週 |
組合せ(基礎 pp.210-212) |
組合せの計算ができる。
|
15週 |
いろいろな場合の数 |
順列や組合せの計算を利用して,いろいろな場合の数を求めることができる。
|
16週 |
前期期末試験 |
|
後期 |
3rdQ |
1週 |
二項定理・パスカルの三角形(基礎 pp.215-218) |
展開式の係数に二項定理やパスカルの三角形を利用できる.
|
2週 |
数列(基礎 p.219) |
数列の記号や用語を理解できる。
|
3週 |
等差数列(基礎 pp.220-221) |
等差数列の一般項が求められる。
|
4週 |
等差数列(基礎 pp.220-221) |
等差数列の和を求めることができる。
|
5週 |
等比数列(基礎 pp.222-223) |
等差数列の一般項が求められる。
|
6週 |
等比数列(基礎 pp.222-223) |
等差数列の和を求めることができる。
|
7週 |
いろいろな数列の和(基礎 pp.224-226) |
Σ記号の計算ができる。
|
8週 |
中間試験 |
|
4thQ |
9週 |
漸化式と数学的帰納法(基礎 pp.227-232) |
簡単な漸化式から数列の一般項が求められる。
|
10週 |
漸化式と数学的帰納法(基礎 pp.227-232) |
簡単な漸化式から数列の一般項が求められる。
|
11週 |
数列の極限(微積II pp.10-12) |
いろいろな数列の極限を求められる。
|
12週 |
数列の極限(微積II pp.10-12) |
いろいろな数列の極限を求められる。
|
13週 |
等比級数(微積II pp.12-17) |
等比級数の極限を求められる。
|
14週 |
関数の極限(微積I pp.2-10) |
関数の極限が求められる。
|
15週 |
関数の極限(微積I pp.2-10) |
関数の極限が求められる。
|
16週 |
期末試験 |
|
評価割合
| 試験 | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 40 | 100 |
知識の基本的な理解 | 50 | 20 | 70 |
知識の適応力 | 10 | 10 | 20 |
学習意欲 | 0 | 10 | 10 |