総合英語

科目基礎情報

学校 弓削商船高等専門学校 開講年度 令和07年度 (2025年度)
授業科目 総合英語
科目番号 2A09 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 商船学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 『VISTA English Communication II(令和5年度改訂版)』(三省堂)
担当教員 濱田 活仁,野口 隆

到達目標

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・【聞く力】日常的な話題や社会的な話題について、はっきりとした発音で、調整された速さで話された内容から、必要な情報を聞き取ったり、概要や要点を捉えたりすることができる。
・【読む力】日常的な話題や社会的な話題について、平易な英語で書かれた文章を読み、必要な情報を読み取ったり、概要や要点を捉えたりすることができる。
・【書く力】日常的な話題や社会的な話題について、自分の意見や感想を整理し、情報や考え、気持ちなどを伝える文章を書くことができる。科目情報・到達目標!
・【話す力】日常的な話題や社会的な話題について、基本的な表現を用いて、情報や考え、気持ちなどを話すことができる。
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・【語彙、文法及び構造等】中学校までに学習した語彙、文構造及び文法事項等の定着を図り、高等学校指導要領に準じた語彙、文構造及び文法事項等の習得に加え、専門教育に必要となる語彙を習得して適切に運用できる。
・【音声】聞き手に正しく伝わるよう、語・句・文における強勢、文におけるリズム・イントネーション、音のつながり・区切り等を意識しながら明瞭に音読あるいは発話できる。
・【方略】実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト等)を適切に用いることができる。
・【態度】我が国を含む世界の言語や文化を理解しようとする姿勢から積極的にコミュニケーションを図ったり、各自の到達度に応じてデジタルツール(機械翻訳、生成AI等)を適切に活用・制御したりするなど、学習の状況を捉えて、自ら学び方の改善を検討することができる。
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ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
【聞く力】日常的な話題や社会的な話題について話された内容から、必要な情報や詳細を聞き取ったり、概要や要点を捉えたりすることができる。日常的な話題について、はっきりとした発音で、調整された速さで話された内容から、必要な情報を聞き取ったり、概要や要点を捉えたりすることができる。日常的な話題について、はっきりとした発音で、調整された速さで話された内容から、必要な情報を聞き取ったり、概要や要点を捉えたりすることができない。
【読む力】日常的な話題や社会的な話題について書かれた文章を読み、必要な情報や詳細を読み取ったり、概要や要点を捉えたりすることができる。日常的な話題について平易な英語で書かれた短い文章を読み、必要な情報を読み取ったり、概要や要点を捉えたりすることができる。日常的な話題について平易な英語で書かれた短い文章を読み、必要な情報を読み取ったり、概要や要点を捉えたりすることができない。
【書く力】日常的な話題や社会的な話題について、自分の意見や感想を整理し、情報や考え、理由、気持ちなどを伝える文章を書くことができる。日常的な話題について、情報や考え、理由、気持ちなどを伝える文章を書くことができる。日常的な話題について、情報や考え、理由、気持ちなどを伝える文章を書くことができない。
【話す力】日常的な話題や社会的な話題について、自分の意見や感想を整理し、情報や考え、理由、気持ちなどを話すことができる。日常的な話題について、基本的な表現を用いて、情報や考え、理由、気持ちなどを話すことができる。日常的な話題や社会的な話題について、基本的な表現を用いて、情報や考え、気持ちなどを話すことができる。
【語彙、文法及び構造等】教科書に登場する表現や文法事項等を十分に理解し、適切に活用することができる。中学校までに既習の表現や文法事項等を理解し、活用することができる。中学校までに既習の表現や文法事項等を理解し、活用することができない。
【音声】聞き手に正しく伝わるよう、語・句・文における強勢、文におけるリズム・イントネーション、音のつながり・区切りを意識しながら明瞭に発話できる。聞き手に伝わるよう、語・句・文における強勢、文におけるリズム・イントネーション、音のつながり・区切りを意識しながら音読できる。聞き手に伝わるよう、語・句・文における強勢、文におけるリズム・イントネーション、音のつながり・区切りを意識しながら音読できない。
【方略】実際の場面や目的に応じて、コミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト等)を適切に用いることができる。基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト等)を用いることができる。基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト等)を用いることができない。
【態度】我が国を含む世界の言語や文化を理解しようとする姿勢から積極的にコミュニケーションを図ったり、各自の到達度に応じてデジタルツール(機械翻訳、生成AI等)を適切に活用・制御したりするなど、学習の状況を捉えて、自ら学び方の改善を検討することができる。言語や文化を理解しようとする姿勢から他者とコミュニケーションを図ったり、各自の到達度に応じてデジタルツール(機械翻訳、生成AI等)を活用したりするなど、学習の状況を捉えて、自ら学び方の改善を検討することができる。言語や文化を理解しようとする姿勢から他者とコミュニケーションを図ったり、各自の到達度に応じてデジタルツール(機械翻訳、生成AI等)を活用したりするなど、学習の状況を捉えて、自ら学び方の改善を検討することができない。

学科の到達目標項目との関係

教養 C1 説明 閉じる
教養 C2 説明 閉じる
教養 D2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本科目「総合英語(2年次)」では、外国語によるコミュニケーションにおける見方・考え方を働かせ、外国語(英語)による聞くこと、読むこと、話すこと、書くことの言語活動及びこれらを結び付けた統合的な言語活動を通して、上記の到達目標(8項目)に関わる資質・能力を育成することを目指す。
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授業の進め方・方法:
本科目の授業では、主に以下のような流れで進める。
ただし、週によっては多少変更する場合がある。

・前時に学習した内容と目標の振り返り
・導入活動
・本時に学習する内容と目標の確認

・「聞くこと」に関わる言語活動
・「読むこと」に関わる言語活動
・「書くこと」に関わる言語活動
・「話すこと」に関わる言語活動

・本時に学習した内容と目標の振り返り
・個別課題に応じた自主学習
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注意点:
〈持参物について〉
・教科書『VISTA English Communication II(令和5年度改訂版)』(三省堂)
・筆記用具*(*シャープペンシル、消しゴム等)
・スマートフォン・タブレット・PC等のICT機器*(*ネットワークにつながり十分な充電がある状態)
・上記ICT機器に接続できるイヤフォン*(*所持していない場合、遅くとも後期が始まるまでに購入)

〈成績評価について〉
・上記の到達目標(8項目)に準拠したルーブリックを用いて、各タスクや各テストに対して学習者の到達度を評価する。
・中間試験を実施しない代わりに、パフォーマンス課題(話すこと、書くこと)として、口頭発表とレポート提出を課す。
・上述したパフォーマンス課題に加えて、期末試験(聞くこと、読むこと、書くこと)、振り返りシートの記述、その他の提出物等を行動指標の対象として成績評価を行う。
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実務経験のある教員による授業科目

該当しない

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス、診断的テスト
シラバスの内容を理解し、本科目における到達目標に向けた道筋を捉えることができる。
2週 修正活動、診断的テストの振り返り 自身の英語力(聞くこと、読むこと、書くこと)の到達度を把握し、自己課題を認識することができる。
3週 「自己紹介」発表に向けた準備活動 自身について、情報や考え、理由、気持ちなどを伝える文章を書くことができる。
4週 「自己紹介」発表(前半組) 自身について、情報や考え、理由、気持ちなどを、音声や方略を意識して話すことができる。
5週 「自己紹介」発表(後半組) 他者についての発表を聞き、相手が最も伝えたい内容である要点を捉えることができる。
6週 Lesson 1 World Dance Performance 世界のパフォーマンスについて、話された内容から、必要な情報を聞き取ったり、概要や要点を捉えたりすることができる。
7週 「中間パフォーマンス課題」に向けた準備活動 日常的な話題について、情報や考え、理由、気持ちなどを伝える文章を書くことができる。
8週 「中間パフォーマンス課題」発表(前半組) 日常的な話題について、情報や考え、理由、気持ちなどを、音声や方略を意識して話すことができる。
2ndQ
9週 「中間パフォーマンス課題」発表(後半組) 日常的な話題について、他者の発表を聞き、相手が最も伝えたい内容である要点を捉えることができる。
10週 Lesson 2 A Piece of Cake 日本語と英語との類似点・相違点について、文章を読み、必要な情報を読み取ったり、概要や要点を捉えたりすることができる。
11週 Lesson 3 Quokka 世界の動物について、話された内容から、必要な情報を聞き取ったり、概要や要点を捉えたりすることができる。
12週 Lesson 4 Designning Stamps 多様な職業について、文章を読み、必要な情報を読み取ったり、概要や要点を捉えたりすることができる。
13週 Lesson 1 - Lesoon 4 総復習 Lesson 1 - Lesoon 4 に登場する教科書に登場する表現や文法事項等を理解し、活用することができる。
14週 Lesson 1 - Lesoon 4 問題作成活動 Lesson 1 - Lesoon 4を通して学習してきた内容を基に、到達目標に対する自他の到達度を測る問題を作成することができる。
15週 Lesson 1 - Lesoon 4 演習活動 Lesson 1 - Lesoon 4を通して学習してきた内容を基に、到達目標に対する自他の到達度を測る問題に解答し、解説することができる。
16週 前期学習成果の振り返り 到達目標に対する自身の到達度を把握し、自己課題を認識するとともに、次なる目標を設定することができる。
後期
3rdQ
1週 前期テスト振り返り 到達目標に対する自身の到達度を把握し、自己課題を認識するとともに、改善に向けた具体的な学習計画を検討することができる。
2週 Lesson 5 Mont-Saint-Michel 観光地について、話された内容から、必要な情報を聞き取ったり、概要や要点を捉えたりすることができる。
3週 Lesson 5 意見文①(書くこと) Lesson 5 に関わるトピックについて、情報や考え、理由、気持ちなどを書くことができる。
4週 Lesson 5 意見文①(話すこと) Lesson 5 に関わるトピックについて、情報や考え、理由、気持ちなどを話すことができる。
5週 Lesson 6 Smart Agriculture 科学技術について、話された内容から、必要な情報を読み取ったり、概要や要点を捉えたりすることができる。
6週 Lesson 6 意見文②(書くこと) Lesson 6 に関わるトピックについて、情報や考え、理由、気持ちなどを書くことができる。
7週 Lesson 6 意見文②(話すこと) Lesson 6 に関わるトピックについて、情報や考え、理由、気持ちなどを話すことができる。
8週 Lesson 7 A Martial Art on Tatami 日本文化について、話された内容から、必要な情報を聞き取ったり、概要や要点を捉えたりすることができる。
4thQ
9週 Lesson 7 意見文③(書くこと) Lesson 7 に関わるトピックについて、情報や考え、理由、気持ちなどを書くことができる。
10週 Lesson 7 意見文③(話すこと) Lesson 7 に関わるトピックについて、情報や考え、理由、気持ちなどを話すことができる。
11週 Lesson 8 Biologing 先進技術について、文章を読み、必要な情報を読み取ったり、概要や要点を捉えたりすることができる。
12週 Lesson 8 意見文④(書くこと) Lesson 8 に関わるトピックについて、情報や考え、理由、気持ちなどを書くことができる。
13週 Lesson 8 意見文④(話すこと) Lesson 8 に関わるトピックについて、情報や考え、理由、気持ちなどを話すことができる。
14週 Lesson 5 - Lesoon 8 総復習 Lesson 5 - Lesoon 8 に登場する表現や文法事項等を理解し、活用することができる。
15週 Lesson 5 - Lesoon 8 問題作成活動 Lesson 5 - Lesoon 8 を通して学習してきた内容を基に、到達目標に対する自他の到達度を測る問題を作成・解答し、解説することができる。
16週 後期学習成果の振り返り 到達目標に対する自身の到達度を把握し、自己課題を認識するとともに、次なる目標を設定することができる。

評価割合

期末試験口頭発表レポート振り返りシート合計
総合評価割合50202010100
【聞く力】1000010
【読む力】2000020
【書く力】10010020
【話す力】0100010
【語彙、文法及び構造等】1000010
【音声】05005
【方略】05005
【態度】00101020