基礎力学

科目基礎情報

学校 弓削商船高等専門学校 開講年度 令和07年度 (2025年度)
授業科目 基礎力学
科目番号 2A13 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 商船学科 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 物理:三浦登ほか(東京書籍)
担当教員 松尾 直子

到達目標

航海学及び機関学に関連する、力学の基礎的事項を理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
ベクトルや三角関数を使って力を解析することができる。演習問題の題意を理解して、授業中に作図ならびに解答が出来る。繰返しの復習や試験準備により演習問題を解けるようになる。力の解析にベクトルや三角関数を使う事ができない。
ニュートンの3法則をはじめ、算式を理解し、さまざまな運動を解析することができるとともに、仕事やエネルギーを理解する。演習問題の題意を理解して、授業中に作図ならびに解答が出来る。方程式の理解度はともかく、演習問題の解答に使うことが出来る。算式を理解できず、運動の解析が出来ない。仕事・エネルギーなどが理解できない。

学科の到達目標項目との関係

専門 A1 説明 閉じる
専門 E3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
力学の基礎と運動について講義を行う。
授業の進め方・方法:
ガイダンスを除き、適宜、演習問題を配布し、小テスト又はレポート(課題)とする。授業には定規、コンパス(ディバイダー)、関数電卓を持参すること。
注意点:
養成施設引当て科目(単位):機関コース [力学・流体力学(0.5)]

実務経験のある教員による授業科目

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 授業・レポートの方法など理解する。
2週 力の合成と分解 力をベクトルで表示し、合成・分解などの解析が行えるようにする。(速力計算を含む)
3週 力の合成と分解 ベクトルの合成・分解などを活用できる。(風、潮流の影響を含む)
4週 力の合成と分解 ベクトルの合成・分解などを活用できる。(相対速度の理解を含む。)
5週 運動の法則 ニュートンの三法則・運動方程式を理解し、解析できる。
6週 運動(並進運動) 等速度運動・等加速度運動・相対運動等を理解し、解析できる。(船の運動の種類を含む)
7週 力のつりあい 三角関数等を使用して、つり合いの説明ができる。
8週 中間試験
2ndQ
9週 運動(並進運動) 等速度運動・等加速度運動・相対運動等を理解し、解析できる。
10週 運動(並進運動) 等速度運動・等加速度運動・相対運動等を理解し、解析できる。
11週 力のモーメント 力のモーメントを理解し、数値計算ができる。
12週 力のモーメント 力のモーメントを理解し、数値計算ができる。
13週 重心 平板の重心位置を計算できる。
14週 運動(回転運動) 基礎的な回転運動を理解できる。
15週 運動(回転運動) 基礎的な回転運動を理解できる。
16週 期末試験

評価割合

定期試験小テストレポート口答発表成果物,実技ポートフォリオその他合計
総合評価割合7020100000100
知識の基本的な理解70200000090
思考・推論・創造への適応力00000000
汎用的技能00000000
態度・志向性(人間力)0010000010
総合的な学習経験と創造的思考力00000000