到達目標
船舶職員として、無線通信に必要な関係法規を学び、あわせて、1級海上特殊無線技士(1海特)の 資格講習として実施する。また、上級資格である第3級海上無線通信士等の資格に対応したレベルも教授する。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1
電波法及び関連法規の概要について理解できる | 十分に理解できる | だいたい理解できる | ほとんど理解できない |
評価項目2
無線の免許資格や免許状記載事項について理解できる | 十分に理解できる | だいたい理解できる | ほとんど理解できない |
評価項目3
無線通信の運用方法等について理解できる | 実務レベルまで理解できる | 知識レベルで理解できる | 知識レベルで理解できない |
学科の到達目標項目との関係
専門 A1
説明
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専門 E3
説明
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教育方法等
概要:
第一級海上特殊無線技士養成課程用標準教科書「法規」の教授項目に従って講義を行う。無線法規について体系的に理解できるように工夫しつつ、上級資格についても十分に対応できる内容を教授する。
授業の進め方・方法:
教科書を中心に、必要に応じて参考プリントを配布する。教科書の内容を網羅するのは時間的に難しいので、メリハリをつけながら要点を押さえつつ講義を行い、中間、期末で試験を実施し、理解度を確認していく。
注意点:
養成施設引当科目・単位 航海コース 電波航法0.1単位、捜索及び救助0.1単位
免許講習引当時間 第一級海上特殊無線技士 21.5時間
実務経験のある教員による授業科目
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
通信法規のガイダンス、電波法の目的 |
授業の概要や評価方法等が理解できる
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2週 |
無線局の免許 |
無線局免許制度等が理解できる
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3週 |
無線設備① |
無線設備の概要について理解できる
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4週 |
無線設備② |
無線設備の概要について理解できる
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5週 |
無線設備③ |
無線設備の概要について理解できる
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6週 |
無線従事者 |
無線従事者資格等の理解ができる
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7週 |
運用① |
無線局の運用方法の理解ができる
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8週 |
中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
運用② |
無線局の運用方法の理解ができる
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10週 |
運用③ |
無線局の運用方法の理解ができる
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11週 |
業務書類 |
業務書類等について理解ができる
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12週 |
監督 |
電波法における総務大臣等による監督について理解できる
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13週 |
罰則等 |
電波法における罰則等について理解ができる
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14週 |
関係法令 |
電波法における関係法令について理解できる
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15週 |
国際法規 |
無線関係の国際条約が理解できる
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16週 |
期末試験 |
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評価割合
| 試験 | レポート | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 0 | 0 | 0 | 10 | 20 | 100 |
知識の基本的な理解 | 70 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 70 |
主体的・継続的な学習意欲 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 0 | 10 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 20 |