通信法規

科目基礎情報

学校 弓削商船高等専門学校 開講年度 令和07年度 (2025年度)
授業科目 通信法規
科目番号 2A17 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 商船学科 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 無線従事者養成課程用標準教科書「法規」:(一財)情報通信振興会
担当教員 野々山 和宏

到達目標

船舶職員として、無線通信に必要な関係法規を学び、あわせて、1級海上特殊無線技士(1海特)の 資格講習として実施する。また、上級資格である第3級海上無線通信士等の資格に対応したレベルも教授する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 電波法及び関連法規の概要について理解できる十分に理解できるだいたい理解できるほとんど理解できない
評価項目2 無線の免許資格や免許状記載事項について理解できる十分に理解できるだいたい理解できるほとんど理解できない
評価項目3 無線通信の運用方法等について理解できる実務レベルまで理解できる知識レベルで理解できる知識レベルで理解できない

学科の到達目標項目との関係

専門 A1 説明 閉じる
専門 E3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
第一級海上特殊無線技士養成課程用標準教科書「法規」の教授項目に従って講義を行う。無線法規について体系的に理解できるように工夫しつつ、上級資格についても十分に対応できる内容を教授する。
授業の進め方・方法:
教科書を中心に、必要に応じて参考プリントを配布する。教科書の内容を網羅するのは時間的に難しいので、メリハリをつけながら要点を押さえつつ講義を行い、中間、期末で試験を実施し、理解度を確認していく。
注意点:
養成施設引当科目・単位 航海コース 電波航法0.1単位、捜索及び救助0.1単位
免許講習引当時間  第一級海上特殊無線技士 21.5時間

実務経験のある教員による授業科目

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 通信法規のガイダンス、電波法の目的 授業の概要や評価方法等が理解できる
2週 無線局の免許 無線局免許制度等が理解できる
3週 無線設備① 無線設備の概要について理解できる
4週 無線設備② 無線設備の概要について理解できる
5週 無線設備③ 無線設備の概要について理解できる
6週 無線従事者 無線従事者資格等の理解ができる
7週 運用① 無線局の運用方法の理解ができる
8週 中間試験
2ndQ
9週 運用② 無線局の運用方法の理解ができる
10週 運用③ 無線局の運用方法の理解ができる
11週 業務書類 業務書類等について理解ができる
12週 監督 電波法における総務大臣等による監督について理解できる
13週 罰則等 電波法における罰則等について理解ができる
14週 関係法令 電波法における関係法令について理解できる
15週 国際法規 無線関係の国際条約が理解できる
16週 期末試験

評価割合

試験レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合700001020100
知識の基本的な理解700000070
主体的・継続的な学習意欲000010010
分野横断的能力000002020