電気工学1

科目基礎情報

学校 弓削商船高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 電気工学1
科目番号 3A21 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 商船学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 船の電機システム:商船高専キャリア教育研究会(海文堂)
担当教員 佐久間 一行

到達目標

直流回路および交流回路の振る舞いを量的に取り扱う技術を習得する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
直流回路の計算直流回路の計算を資料を参照せずに扱える直流回路の計算を資料を参照しながら扱える直流回路の計算が出来ない
交流の計算交流回路の計算を資料を参照せずに扱える交流回路の計算を資料を参照しながら扱える交流回路の計算が出来ない
交流回路の性質交流回路の性質を資料を参照せずに説明できる交流回路の性質を資料を参照しながら説明できる交流回路の性質を理解していない

学科の到達目標項目との関係

専門 A1 説明 閉じる
専門 E3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
電気工学1, 2はコースによらず全員が受講する科目である。
ここでは船舶における電気工学を取り扱う。1では基礎から始めて同期発電機の基本原理までを学ぶ。
授業の進め方・方法:
授業は主に板書やスライド資料を用いた講義形式で行う。
途中必要に応じて問題演習を授業中に課す。
注意点:
一般科目の物理、および専門科目の電磁気学について、十分に理解しておくことが望ましい。
養成施設引当て科目(単位):機関コース [電気・電子・設備(0.2)]

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 電気工学のガイダンス 船舶にある電気機器を把握出来る
2週 電気とエネルギー 電流、電圧、電力およびエネルギーの関係について理解できる
3週 電気とエネルギー 電流、電圧、電力およびエネルギーの関係について理解できる
4週 電気と磁気 電磁力や電磁誘導に関する一般的な法則を理解できる
5週 電気と磁気 電磁力や電磁誘導に関する一般的な法則を理解できる
6週 交流回路の電流と電圧 交流と直流の違いを理解でき、それぞれの回路の取扱ができる
7週 交流回路の性質 コイルやコンデンサを含む交流回路の性質を理解できる
8週 中間試験
4thQ
9週 交流回路の性質 コイルやコンデンサを含む交流回路の性質を理解できる
10週 交流回路の電力 交流回路におけるエネルギーの流れを理解できる
11週 交流回路の電力 交流回路におけるエネルギーの流れを理解できる
12週 交流回路のベクトル図 ベクトル図を用いた交流回路の計算法を理解し、取り扱える
13週 交流回路のベクトル図 ベクトル図を用いた交流回路の計算法を理解し、取り扱える
14週 同期機の原理 同期発電機の基本的な原理ついて理解できる
15週 同期機の原理 同期発電機の基本的な原理ついて理解できる
16週

評価割合

試験小レポート出席態度レポートポートフォリオその他合計
総合評価割合5020102000100
基礎的能力2520000045
専門的能力250000025
分野横断的能力000200020
コミュニケーション能力001000010