計測・制御1

科目基礎情報

学校 弓削商船高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 計測・制御1
科目番号 3A22 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 商船学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 絵ときでわかる自動制御:大島輝生・山崎靖夫(オーム社)
担当教員 中村 真澄

到達目標

計測・制御工学の基礎を十分に理解し、航海計器および機関計器の原理や応用について学習する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
基本的な計測機器の用語・概念が理解できる。基本的な計測用語・概念が理解できる。基本的な用語が理解できる基本的な計測用語が理解できない。
制御工学で扱われる基礎的な用語・概念が理解できる。基礎的な概要が理解できる。基礎的な用語が理解できる。基礎的な用語が理解できない。

学科の到達目標項目との関係

専門 A1 説明 閉じる
専門 E3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
授業の進め方・方法:
注意点:
養成施設引当て科目(単位):航海コース [航海計器(0.5),電波航法(0.3),操船(0.2),船舶の出力装置(0.1)] 機関コース [出力装置(0.4),自動制御装置(0.6)] 第一級海上特殊無線技士(2.3時間)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス・計測の基礎 計測における基礎的な用語・考え方が理解できる。
2週 計測器の性能 計測における基礎的な用語・考え方が理解できる。
3週 計測値の取扱い・構成 計測器の選定ができる。
4週 長さの単位・基準・測定誤差 有効数字等の取扱いが理解できる。
5週 機械的計測機器 船舶で使用されている計器等が理解できる。
6週 工学系計測・流体的計測 船舶で使用されている計器等が理解できる。
7週 電気的計測 船舶で使用されている計器等が理解できる。
8週 中間試験
2ndQ
9週 形状の計測 複雑な形状物の測定が理解できる。
10週 表面粗さ・時間の計測 表面粗さの計測法が理解できる。
11週 回転速度の計測 遠心回転計の原理が理解できる。
12週 温度の計測 各種温度計の原理が理解できる。
13週 湿度・ガスの計測 絶対湿度・相対湿度が理解できる。
14週 自動化の計測・オートメーションについて 自動化の歴史と現状、オートメーションと自動制御の基礎が理解できる。
15週 制御の概念・自動制御の概念 自動化の歴史と現状、オートメーションと自動制御の基礎が理解できる。
16週 期末試験
後期
3rdQ
1週 センサ・アクチュエータについて センサ、アクチュエータの基礎が分かる。
2週 シーケンス制御系の構成・制御方式 シーケンス制御で必要な動作・特徴とその記号が理解できる。目的に応じた回路の組み方が理解できる。
3週 論理回路とシーケンス図について シーケンス制御で必要な動作・特徴とその記号が理解できる。目的に応じた回路の組み方が理解できる。
4週 種々のシーケンス制御 シーケンス制御で必要な動作・特徴とその記号が理解できる。目的に応じた回路の組み方が理解できる。
5週 フィードバック制御について フィードバック制御の意味、用語、信号の伝わり方・特徴が理解できる。
6週 制御要素と応答 フィードバック制御の意味、用語、信号の伝わり方・特徴が理解できる。
7週 制御装置の構成 フィードバック制御の意味、用語、信号の伝わり方・特徴が理解できる。
8週 中間試験
4thQ
9週 サーボ機構について サーボ機構について理解ができる。
10週 プロセス制御について プロセス制御について理解ができる。
11週 コンピュータ制御について 機械をコンピュータ制御する場合の基本的な事項が理解できる。
12週 ・信号・仕組み 機械をコンピュータ制御する場合の基本的な事項が理解できる。
13週 ・コンピュータによる制御の基礎 機械をコンピュータ制御する場合の基本的な事項が理解できる。
14週 ・コンピュータ制御の応用 船舶の自動化に伴うシステムの技術の基礎が理解できる。
15週 船舶の出力装置の制御 船舶の自動化に伴うシステムの技術の基礎が理解できる。
16週 期末試験

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000020100
知識および概念の基本的な理解800000080
主体的・継続的な学習意欲000002020