運送管理学1(航海)

科目基礎情報

学校 弓削商船高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 運送管理学1(航海)
科目番号 3A31 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 商船学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 基本 運用術 : 本田 啓之輔 著  (海文堂)
担当教員 松内 美緒

到達目標

船で利用される基本的な用語、船体構造等を修得する。また船の運用術・積み付けに必要な基礎知識及び船舶算法の基礎について修得する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
船の要目・構造基本的な船の要目、構造が十分に理解出来る。基本的な船の要目、構造が理解出来る。基本的な船の要目、構造が理解出来ない。
船の操船・運動性能船の操船、運動性能の基礎理論について十分に理解出来る。船の操船、運動性能の基礎理論について理解出来る。船の操船、運動性能の基礎理論について理解出来ない。
GM・トリム・喫水にGM・トリム・喫水に関する基礎的な計算を理解し、算出できる。GM・トリム・喫水に関する基礎的な計算が理解出来る。GM・トリム・喫水に関する基礎的な計算が理解出来ない。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
船で利用される基本的な用語、船体構造等を修得する。また船の運用術・積み付けに必要な基礎知識及び船舶算法の基礎について修得する。
授業の進め方・方法:
教科書を中心に授業を行う。適宜、スライド・補助教材等を利用する。
注意点:
養成施設引当科目(単位):航海コース[船舶の構造(0.2),貨物取扱(0.8)]

実務経験のある教員による授業科目

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス 科目の目的・主要内容を理解できる
2週 船舶種類、主要目、船体構造 船舶の種類、基本構造について理解できる。船体構造部材、甲板、外板及び船首部構造について理解が出来る。船倉、タンク、二重底構造概要及び船体構造に付帯する知識について理解できる。
3週 船の操縦性、船体抵抗 船の操縦性能及び運動性能に関する基礎的な理論について理解・説明が出来る。
4週 錨泊、タグの使用 錨やタグの使用に関する基礎知識について理解・説明が出来る。
5週 着岸、荒天、特殊操船 港内操船の基礎知識と荒天・特殊操船の基礎理論について理解・説明が出来る。
6週 船積み予定量と揚貨装置 船の積載能力を決定する一般的事項について理解・説明が出来る。
デリッククレーン機構の理解及び揚貨による各部に掛かる力の算出が出来る。
7週 復元力とGMの算出 船が浮かぶための条件と釣り合い、復元力の概念について理解・説明が出来る。
復元力とGMの関係について理解・説明が出来る。GMの算出が出来る。
8週 復元力とGMの算出
4thQ
9週 トリム変化と喫水の算出 荷役に伴う船体トリムと喫水の変化について理解・説明・算出が出来る。
10週 トリム変化と喫水の算出
11週 トリム変化と喫水の算出
12週 計算演習 デリッククレーンの各部に掛かる力・復元力・GM・トリム・喫水について公式の理解と算出が出来る。
13週 計算演習
14週 計算演習
15週 計算演習
16週

評価割合

試験レポート態度合計
総合評価割合603010100
基礎的能力400040
専門的能力200020
分野横断的能力0301040