校内練習船実習(航海)

科目基礎情報

学校 弓削商船高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 校内練習船実習(航海)
科目番号 4A14 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 商船学科 対象学年 4
開設期 集中 週時間数
教科書/教材 はじめての船上英会話:商船高専海事英語研究会編(海文堂)弓削丸完成図書、実習の手引き、実習ファイル、その他配布書類等
担当教員 森 瑛太郎,宮本 宝

到達目標

航海・機関に関する運航技術の基礎訓練を他の授業の進行度合いに合わせて行い、船内生活を体験し船舶職員としての資質を涵養し、国際的な船員を目指す。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
航海当直交通法規を理解し安全かつ合理的な操船が出来ている航海計器を利用し有効な操船ができている当直時担当している作業を理解していない
航海計器航海計器の取扱いを理解し操作できる航海計器の取扱いを理解し簡単な操作ができる航海計器の取扱いを理解していない
甲板機器甲板機器の取扱いを理解し操作できる甲板機器の取扱いを理解し簡単な操作ができる甲板機器の取扱いを理解していない

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
練習船弓削丸を実際に運航し、当直業務等実船同様の運航の中で、稼働している船内機器・設備を通して基本的な原理、使用方法や管理の仕方について実習を行う。
また、班ごとの船内生活を通して環境の適応及び自己管理能力の向上を目指す。
授業の進め方・方法:
班ごとに教室課業と船橋課業に分けて実習を行う。
各港間の当直業務、出入港作業等実際の機器を使用した実習を行う。
注意点:
十分に周りの危険に注意を払い緊張感をもって実習に取り組むこと。
危険を伴う実習のため指定された服装を厳守のこと。(学則遵守)
養成施設引当て科目(単位):航海コース [航海計器(0.1),操船(0.1),船舶の出力装置(0.1),海上衝突予防法(0.1)]
免許講習引当て時間:レーダー観測者講習(講義10・実技1)、ARPA講習(講義2・実技2)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 実習のガイダンス・航海当直要領 航海当直の任務を習熟する
2週 航海当直 航海当直の任務を習熟する
3週 航海当直 航海当直の任務を習熟する
4週 航海当直 航海当直の任務を習熟する
5週 レーダー・ARPA使用法 適正な使用法を習得する
6週 レーダー・ARPA使用法 適正な使用法を習得する
7週 レーダー・ARPA使用法 適正な使用法を習得する
8週 レーダー・ARPA使用法 適正な使用法を習得する
2ndQ
9週 海上交通法規 交通法規を習得する
10週 各種航海計器取扱い 各種航海計器取扱いを理解する
11週 天文航法 天文航法を理解する
12週 地文航法 各種航法、船位の誤差等を理解する
13週 操船法 入出港、錨泊操船法を理解する
14週 船体の構造、設備、復元性等 復元性等の計算法を習得する
15週 船舶の出力装置 出力装置の作動原理、制御等を理解する
16週
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

評価割合

試験小テスト実技態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合400204000100
知識の基本的な理解402000060
態度・志向性(人間力) 000400040
分野横断的能力0000000