校内練習船実習(航海)

科目基礎情報

学校 弓削商船高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 校内練習船実習(航海)
科目番号 5A01 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 商船学科 対象学年 5
開設期 集中 週時間数
教科書/教材 はじめての船上英会話:商船高専海事英語研究会編(海文堂)弓削丸完成図書、実習の手引き、実習ファイル、その他配布書類等
担当教員 森 瑛太郎,加藤 博

到達目標

航海・機関に関する運航技術の基礎訓練を他の授業の進行度合いに合わせて行い、船内生活を体験し船舶職員としての資質を涵養し、国際的な船員を目指す。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
航海当直交通法規を理解し安全かつ合理的な操船が出来ている航海計器を利用し有効な操船ができている当直時担当している作業を理解していない
航海計器航海計器の取扱いを理解し操作できる航海計器の取扱いを理解し簡単な操作ができる航海計器の取扱いを理解していない
甲板機器指揮者として適切な指示を出し、甲板機器の取扱いを理解し操作できる甲板機器の取扱いを理解し簡単な操作ができる甲板機器の取扱いを理解していない

学科の到達目標項目との関係

専門 A2 説明 閉じる
専門 E1 説明 閉じる
専門 E2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
練習船弓削丸を実際に運航し、当直業務等実船同様の運航の中で、稼働している船内機器・設備を通して基本的な原理、使用方法や管理の仕方について実習を行う。
また、班ごとの船内生活を通して環境の適応及び自己管理能力の向上を目指す。
授業の進め方・方法:
班ごとに教室課業と船橋課業に分けて実習を行う。
各港間の当直業務、出入港作業等実際の機器を使用した実習を行う。
注意点:
十分に周りの危険に注意を払い緊張感をもって実習に取り組むこと。
危険を伴う実習のため指定された服装を厳守のこと。(学則遵守)
養成施設引当て科目(単位):航海コース [地文航法(0.1),天文航法(0.1),電波航法(0.1),航海計画(0.1),捜索・救助(0.1)]
免許講習引当て時間:レーダー観測者講習(講義5・実技3)、ARPA講習(講義1・実技3)

実務経験のある教員による授業科目

この科目は、商船における操船・機関・運航業務を担当していた教員が、その経験を活かし、航海学と機関学に関する技術について実験実習形式で授業を行う。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 実習のガイダンス・当直要領 当直法、行き会い法、避航法、夜行海技術の習熟
2週 当直要領 当直法、行き会い法、避航法、夜行海技術の習熟
3週 当直要領 当直法、行き会い法、避航法、夜行海技術の習熟
4週 当直要領 当直法、行き会い法、避航法、夜行海技術の習熟
5週 レーダー・ARPAの使用法 適正な使用法を習得する
6週 レーダー・ARPAの使用法 適正な使用法を習得する
7週 レーダー・ARPAの使用法 適正な使用法を習得する
8週 レーダー・ARPAの使用法 適正な使用法を習得する
2ndQ
9週 地文航法 各種航法、船位決定法の習熟
10週 天文航法 天体による、位置決定法を習得する
11週 電波航法 各種電波計器による、船位決定法を習得する
12週 船体の構造、設備、復元性等 復元性、トリム等に関する計算法を習得する
13週 操船法 操縦性能を理解する
14週 捜索及び救助 捜索、救助に関する知識を習得する
15週 乗組員の管理、訓練 安全、健康管理、災害防止対策を理解
16週
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

評価割合

課題小テスト実技態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合400402000100
知識の基本的な理解4003000070
態度・志向性(人間力) 000200020
分野横断的能力001000010