材料学(機関)

科目基礎情報

学校 弓削商船高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 材料学(機関)
科目番号 5A11 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 商船学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 材料学/Materials Science
担当教員 池田 真吾

到達目標

機械材料に用いられている構造用合金鋼、非鉄合金等の特性を学習し、エンジニアとしての基礎知識を養う。また、金属の表面処理、防食処理についても学習する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
金属の腐食防食の特性がわかる金属の腐食防食メカニズムを説明できる鉄鋼の腐食防食メカニズムを説明できる鉄鋼の腐食防食メカニズムを説明できない
各種の構造用合金鋼の特性がわかる各種の構造用合金鋼の特性を説明できるハイテン・ニッケル・クロム鋼の特性を説明できるハイテン・ニッケル・クロム鋼の特性を説明できない
船舶用の非鉄合金の特性がわかる船舶用の非鉄合金の特性を説明できる船舶の鋼合金・アルミニウム合金の特性を説明できる船舶の鋼合金・アルミニウム合金の特性を説明できない

学科の到達目標項目との関係

専門 A1 説明 閉じる
専門 E2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
材料工学2から発展して、鉄鋼の防食や添加剤による作用を学び、鉄系素材への理解を深める。また、非鉄金属や鋳造など、工業的にもちいられる手法や材料に関して幅広く学習し、知識を深める。
授業の進め方・方法:
授業は座学を基本とする。授業のはじめに新しい材料や興味のある材料を紹介する。また、授業は質問形式を多く取り入れる。
注意点:
養成施設引当て科目(単位):機関コース [出力装置(0.2),材料工学(0.8)]

実務経験のある教員による授業科目

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス 材料学についての概要を掴む
2週 金属の表面処理 金属の表面処理を学習し、理解する
3週 ステンレス鋼と防食処理 ステンレス鋼の防食メカニズムと、その処理方法について理解する
4週 ステンレス鋼と防食処理 ステンレス鋼の防食メカニズムと、その処理方法について理解する
5週 構造用合金鋼の概要 構造用合金鋼の概要を学習し、理解する
6週 構造用合金鋼の紹介 各種の構造用合金鋼について学習し、理解する
7週 構造用合金鋼の紹介 各種の構造用合金鋼について学習し、理解する
8週 中間試験
4thQ
9週 鋳鉄の概要と製法 構造用合金の一環として鋳鉄について学び、理解する
10週 鋳鉄の概要と製法 構造用合金の一環として鋳鉄について学び、理解する
11週 鋳鉄の特性 鋳鉄の特性と使用上の注意点について理解する
12週 鋳鉄の特性 鋳鉄の特性と使用上の注意点について理解する
13週 舶用で用いられる金属材料について 船舶で用いられる金属材料について、鉄鋼以外の材料を知る
14週 舶用非鉄金属の紹介 舶用非鉄金属の種類と特性を学び、理解する
15週 舶用非鉄金属の紹介 舶用非鉄金属の種類と特性を学び、理解する
16週 期末試験

評価割合

定期試験小テストレポート口頭発表成果物・実技ポートフォリオその他合計
総合評価割合8000100010100
知識の基本的な理解3000000030
思考・推論・創造への適応力2000000020
態度・志向性(人間力)10000001020
総合的な学習経験と創造的思考力2000000020
主体的・継続的な学習意欲0001000010