応用数学

科目基礎情報

学校 弓削商船高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 応用数学
科目番号 5A19 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 商船学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 新訂 微分積分Ⅱ:岡本和夫(実教出版)
担当教員 南郷 毅

到達目標

工学の専門科目を学修する際に、数学の基本的な定義や定理を理解し、正しく応用し計算できることが不可欠である。3学年の数学の基礎学力をふまえて、工学解析・設計や自然界における現象を理解するために用いられる微分積分の基礎的な計算法習得を目標とする。加えて、球面三角法など天文航法の諸計算を行える応用力を身につける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
微分法微分法の基本的な計算を正しく行うことが出来る微分法基本公式を応用できる微分法基本式を応用できない
積分法積分法の基本的な計算を正しく行うことができる積分基本公式を応用できる積分基本公式を応用できない
球面三角法球面三角法を説明でき、その演算ができる球面三角法が説明できる球面三角法が説明できない

学科の到達目標項目との関係

専門 A1 説明 閉じる
専門 E3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
工学解析・設計や自然界における現象を理解するために用いられる微分積分の基礎的な計算法について講義をおこなす。加えて、球面三角法など天文航法の諸計算についても講義を行う。
授業の進め方・方法:
学習用資料をあらかじめ配布するので、十分な予習の上、授業に臨むこと。資料にはノートするスペースを設けてあるので、授業中に資料に記載してあること以外の点をノートして補完し、自学自習用教材として使用すること。
注意点:
養成施設引当て科目(単位):航海コース [天文航法(0.5)] 関連科目:数学1・2、数学特論、物理等

実務経験のある教員による授業科目

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス 授業の進め方、評価について理解する
2週 2変数関数の極限値と偏導関数 極限値と偏導関数を求められる
3週 高次偏導関数 高次偏導関数が計算できる
4週 2変数関数の極値問題 極値の条件から極値を求められる
5週 陰関数の微分法 陰関数の導関数や極値が求められる
6週 積分法の応用 定積分により面積・体積を求められる
7週 積分法の応用 定積分により面積・体積を求められる
8週 中間試験
4thQ
9週 2重積分の定義 2重積分の性質を理解できる
10週 累次積分 累積分を用い2重積分の計算できる
11週 累次積分と順序交換 積分順序を変更する法を応用できる
12週 2重積分と座標交換 座標交換の公式を応用できる
13週 立体の体積 2重積分から体積を求められる
14週 三角関数 三角関数の値を求められる
15週 球面三角法 球面三角法を用いた演算ができる
16週 期末試験

評価割合

定期試験小テストレポート口答発表成果物,実技ポートフォリオその他合計
総合評価割合900100000100
知識の基本的な理解9000000090
思考・推論・創造への適応力00000000
汎用的技能00000000
態度・志向性(人間力)00000000
主体性・継続的な学習意欲0010000010