到達目標
工学的諸問題を解決するために、また関連専門科目の理解を助ける目的から、水力学の基礎及び応用を比較的簡単な練習問題を用いて講義する。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
ベルヌーイの定理が理解、活用できる。 | 定理・公式が理解でき、問題が解ける。 | 公式が理解でき、活用できる。 | 定理・公式が理解できない。 |
静力学が理解、活用できる。 | 静力学が理解活用できる。 | 静力学が理解できる。 | 静力学が理解できない。 |
船体に働く力(水による影響)、影響が理解できる。 | 船体に働く力・影響を理解できる。 | 船体に働く力について多少理解できる。 | 船体に働く力について理解できない。 |
学科の到達目標項目との関係
専門 A1
説明
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専門 E3
説明
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教育方法等
概要:
・非圧縮性流体の基礎を講義する。できる限り船舶に関連する例を用いて講義を行う。
・・本科目の履修により、本校のディプロマポリシーにおける「船舶運用学、商船実務、補機」能力を身に付ける。
授業の進め方・方法:
今までに学習してきた物理学、数学、力学等との関連を配慮して講義する。現実の流体現象を例に引き理解を助けるようにする。また関連科目の進度にも注意する。随時プリント配布するため、大切に保管するように。
注意点:
養成施設引当て科目(単位):航海コース [操船(0.6),船舶の出力装置(0.6)] 機関コース [補機(0.1),力学・流体力学(0.2),出力装置(0.1),プロペラ装置(0.2)] 関連科目:船体運動力学・推進論・船舶工学
「1単位あたり30時間の自学自習を必要とする.」
実務経験のある教員による授業科目
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス・単位と次元 |
定義・重力場での静止物体についてわかる
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2週 |
圧力・圧力計に関する演習 |
定義・重力場での静止物体についてわかる
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3週 |
圧力に関する例題を用いた計算演習 |
定義・重力場での静止物体についてわかる
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4週 |
固体壁に働く流体の力・その演習① |
定義・重力場での静止物体についてわかる
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5週 |
浮力・浮体の安定・不安定 |
浮体の安定不安定についてかわる
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6週 |
浮体の安定に関する演習 |
浮体の安定不安定についてかわる
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7週 |
船の復原性・復原性に関する演習 |
船舶の横揺れ・縦揺れについてわかる
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8週 |
中間試験 |
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4thQ |
9週 |
ベルヌーイの定理とその応用(船体操縦性) |
流線・定常流・非定常流・流線管についてわかる
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10週 |
運動量の法則・角運動量の法則 |
流線・定常流・非定常流・流線管についてわかる
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11週 |
粘性・層流及び乱流について |
応用演習を含めた演習問題が解ける
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12週 |
次元解析・相似則レイノルズ数・フルード数 |
応用演習を含めた演習問題が解ける
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13週 |
境界層、層流・乱流の速度分布 |
応用演習を含めた演習問題が解ける
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14週 |
管路抵抗・管路の諸損失・ポンプ |
応用演習を含めた演習問題が解ける
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15週 |
物体に働く流体力・船体抵抗と推進力・効率 |
船体抵抗を中心とした抗力がわかる
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16週 |
期末試験 |
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評価割合
| 定期試験 | 小テスト | レポート | 口答発表 | 成果物,実技 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
知識の基本的な理解 | 80 | 0 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
思考・推論・創造への適応力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
汎用的技能 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
リーダーシップ・コミュニケーション力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
態度・志向性(人間力) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |