到達目標
洋上における船舶という特殊な環境にあって、災害や疾病の防止は重大である。災害の原因の究明及び防止に必要な知識と技術の概要を理解し、あわせて消火講習、救命講習や船内労働の安全・衛生に関して必要な知識を学ぶ。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1
災害防止の基本的な知識について理解できる | 十分に理解できる | だいたい理解できる | ほとんど理解できない |
評価項目2
船舶の消火に必要な基本的な知識・技術について理解できる | 十分に理解できる | だいたい理解できる | ほとんど理解できない |
評価項目3
海上における生存に必要な知識・技術について理解できる | 十分に理解できる | だいたい理解できる | ほとんど理解できない |
評価項目4
船員の労働安全・衛生に関する基本的な知識について理解できる
| 十分に理解できる | だいたい理解できる | ほとんど理解できない |
学科の到達目標項目との関係
専門 A1
説明
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専門 E3
説明
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教育方法等
概要:
教科書を参考にしつつ、メリハリをつけながら安全工学の概要、消火講習、救命講習、労働災害防止などのテーマをピックアップして重点的に講義していく。
授業の進め方・方法:
必要に応じてプリントを配布し、レポートを適宜課していく。
注意点:
1単位当たり30時間の自学自習を必要とする。
養成施設引当て科目(単位):航海コース [船舶の構造(0.1),非常措置(0.5),医療(0.2)] 機関コース [環境汚染防止(0.1),損傷制御(0.1),船内作業の(0.3)]
免許講習引当て時間:救命・機関救命講習(講義3)、消火講習(講義4)
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
講義概要のガイダンス |
授業の概要、評価方法の理解ができる
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2週 |
災害防止の原則 |
災害の原因・対策等の理解ができる
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3週 |
船舶の構造と船舶の災害 |
船舶の構造と災害の理解ができる
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4週 |
火災の性質・消火設備等(1) |
火災の性質等の理解ができる
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5週 |
火災の性質・消火設備等(2) |
火災の性質等の理解ができる
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6週 |
非常配置、操練、非常措置等(1) |
非常配置や操練等の理解ができる
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7週 |
非常配置、操練、非常措置等(2) |
非常配置や操練等の理解ができる
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8週 |
中間試験 |
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4thQ |
9週 |
環境汚染防止等 |
環境汚染防止等の理解ができる
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10週 |
生存技術 |
生存技術の概要の理解ができる
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11週 |
遭難時の対応等 |
遭難時の対応等の理解ができる
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12週 |
救命設備、SAR条約の概要等 |
救命設備、SAR条約の概要等が理解できる
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13週 |
応急医療 |
応急医療の理解ができる
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14週 |
船員労働安全衛生規則の概要 |
船員労働安全衛生規則の概要の理解ができる
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15週 |
船内作業の安全と船内衛生 |
船内労働と船内衛生の理解ができる
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16週 |
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評価割合
| 試験 | レポート | 小テスト | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 0 | 10 | 0 | 10 | 20 | 100 |
知識の基本的な理解 | 60 | 0 | 10 | 0 | 0 | 0 | 70 |
主体的・継続的な学習意欲 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 20 | 30 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |