到達目標
機械の性能を十分に発揮させるために欠かすことのできないトライボロジー問題について,概論を理解し,工業的に摩擦,摩耗,潤滑といった問題がどのように扱われているのかを知る.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
表面粗さの表し方が説明できる | 説明できる | 少し知っている | 説明できない |
硬さの概念と表し方が説明できる | 説明できる | 少し知っている | 説明できない |
アモントンクーロンの法則が説明できる | 説明できる | 少し知っている | 説明できない |
摩耗や表面損傷の種類を知っている | 説明できる | 少し知っている | 知らない |
潤滑状態の種類の分類を知っている | 説明できる | 少し知っている | 知らない |
潤滑油の役割、粘度の表し方、代表的な添加剤の役割などを知っている | 説明できる | 少し知っている | 知らない |
グリースの特徴、ちょう度の表し方を知っている | 説明できる | 少し知っている | 知らない |
学科の到達目標項目との関係
専門 A1
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専門 A2
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教養 B2
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教養 D1
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専門 E1
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教育方法等
概要:
機械の性能を十分に発揮させるために欠かすことのできないトライボロジー問題について,概論を理解し,工業的に摩擦,摩耗,潤滑といった問題がどのように扱われているのかを知る.
授業の進め方・方法:
講義を基本とし,理解を助けるために板書,計算問題を実施する
授業内容は表面,接触,摩擦,摩耗,潤滑を中心とする。
注意点:
1単位当たり30時間の自学自習を必要とする
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス 表面 |
トライボロジーとは何かがわかる。 表面の構造を知っている
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2週 |
接触と硬さ |
真実接触面と硬さの関係がわかる。 硬さの種類と表し方を知っている
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3週 |
表面粗さと摩擦 |
粗さの表し方を知っている。 アンモトンクーロンの法則を知る
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4週 |
摩擦と摩耗 |
アンモトンクーロンの法則 摩擦の3つの要因を知っている 表面の損傷の種類,摩耗の種類などの特徴を知っている
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5週 |
表面損傷 |
表面の損傷の種類,摩耗の種類などの特徴を知っている
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6週 |
表面損傷 |
表面の損傷の種類,摩耗の種類などの特徴を知っている
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7週 |
潤滑剤 |
潤滑油の作り方を知っている
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8週 |
潤滑状態 |
潤滑方法と潤滑状態の種類とそれぞれの名称と特徴を知っている
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4thQ |
9週 |
潤滑油 |
潤滑油の特徴,粘度の表し方,粘度指数,添加剤について知っている
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10週 |
潤滑油 |
潤滑油の特徴,粘度の表し方,粘度指数,添加剤について知っている
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11週 |
潤滑油 |
潤滑油の特徴,粘度の表し方,粘度指数,添加剤について知っている
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12週 |
潤滑油 グリース・固体潤滑剤 |
潤滑油の特徴,粘度の表し方,粘度指数,添加剤について知っている 潤滑用グリースの特徴,ちょう度の表し方を知っている
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13週 |
グリース・固体潤滑剤 |
潤滑用グリースの特徴,ちょう度の表し方を知っている
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14週 |
潤滑理論 |
ジャーナル軸受けの潤滑理論を知っている
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15週 |
潤滑理論 |
ジャーナル軸受けの潤滑理論を知っている
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16週 |
成績周知 |
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評価割合
| 試験 | 小テスト | レポート | 口頭発表 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 | 100 |
知識の基本的な理解 | 50 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 50 |
主体的・継続的な学習意欲 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 10 |
態度・志向性(人間力) | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 20 |
総合的な学習経験と創造的思考力 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 20 |