コンピュータの基礎知識について学び、さらに本校のネットワーク設備を用いた演習を行う。インターネットについてもその基礎を学ぶ。その目標としてワープロ検定、ホームページ検定試験を受験することを目指す。
概要:
コンピュータの基礎知識について学び、さらに本校のネットワーク設備を用いた演習を行う。インターネットについてもその基礎を学ぶ。その目標としてワープロ検定、ホームページ検定試験を受験することを目指す。
本科目の履修により、本校のディプロマポリシーにおける「機械を制御する情報工学の幅広い知識と技術および豊かな教養と倫理観を身につける」能力を習得する。
授業の進め方・方法:
・本校のネットワークを用いて、コンピュータの基本操作をメール、wwwなどについても学び、さらに本校のE-learningシステムを使って演習、課題提出など教員とのコミュニケーションも取りながら授業を行う。
・定期試験を80%、レポート、課題、授業態度等を20%、出席状況として欠席に対して減点を行う。
注意点:
・ワープロ検定試験4級、ホームページ検定試験4級受験の斡旋を行っている。これを評価の対象にもいれる。
・学習到達度に達しなかった学生には課題提出等を考慮している。
・E-learningによりいつでも先生に課題を出せるようにしているので、常日頃の課題提出を行うこと。
・授業計画の「*」は、数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(リテラシーレベル)に対応した授業である。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス 本校ネットワークとインターネットについて |
計算機の歴史と本校のコンピュータシステムの概要がわかる。 本校のインターネット体制を理解する。
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2週 |
社会におけるデータ・AI利活用 ・社会で起きている変化(*1-1) |
変化を知り、数理・データサイエンス・AIを学ぶことの意義を理解する。 ビッグデータ、IoT、AIを活用した新しいビジネス/サービスを知る。
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3週 |
ワープロ検定試験の学習と演習 |
ワープロが使える(入力、校正、印刷など)。
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4週 |
ワープロ検定試験の学習と演習 |
ワープロが使える(表、段組み、図形など)。
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5週 |
ワープロ検定試験の学習と演習 |
ワープロが使える(ワープロ検定3級レベルを目標とする)。
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6週 |
コンピュータ基礎 ・ハードウェア編(ワープロ演習) |
コンピュータの歴史、ハードウェアの基本的な構造などを理解する。
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7週 |
コンピュータ基礎 ・ハードウェア編(ワープロ演習) |
論理演算、2進数、8進数、10進数、16進数の相互変換と2進数の演算ができる。
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8週 |
中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
社会におけるデータ・AI利活用 ・社会で活用されているデータ(*1-2) |
どんなデータ(1次データ、2次データなど)が集められ、どう活用(データのメタ化、データのオープン化など)されているかを知る。
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10週 |
社会におけるデータ・AI利活用 ・データとAIの活用領域(*1-3) |
さまざまな領域(研究開発、調達、製造、物流、販売、マーケティング、サービスなど)でデータ・AI活用領域の広がっていることを知る。
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11週 |
ネットワークにおける基礎知識 表計算ソフトによる演習 |
ネットワークとインターネットを理解する。 表計算ソフトが利用できる(表の作成、表形式の編集、セルの表示など)。
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12週 |
表計算ソフトによる演習 |
表計算ソフトが利用できる(セル計算式、関数、セルのプロパティ)。
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13週 |
表計算ソフトによる演習 |
表計算ソフトが利用できる(グラフ、図形)。
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14週 |
表計算ソフトによる演習 |
表計算ソフトが利用できる(総合利用)。
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15週 |
表計算ソフトによる演習 |
表計算ソフトが利用できる(総合利用)。
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16週 |
成績周知 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
社会におけるデータ・AI利活用 ・データ・AI利活用のための技術(*1-4) |
データ・AIを活用するために使われている技術の概要(データ解析、データ可視化、非構造化データ処理、AIとビッグデータ、認識技術など)を知る。
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2週 |
社会におけるデータ・AI利活用 ・データ・AI活用の現場(*1-5) |
データ・AIを活用することによって、どのような価値が生まれているかを知る(データサイエンスのサイクル、データ・AI利活用事例紹介)。
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3週 |
ホームページの作成 |
ホームページが作れるようになる(ホームページ検定3級レベルを目指す)。
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4週 |
ホームページの作成 |
ホームページが作れるようになる(ホームページ検定3級レベルを目指す)。
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5週 |
情報倫理 ・情報倫理の歴史 ・情報化社会 |
情報倫理の歴史を通じて必要性(ELSI)を理解する(*3-1)。
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6週 |
情報倫理 ・データの取得、保管に関する倫理(個人情報保護法を中心として) |
データを取得したり保管する場合に必要な倫理を理解する(*3-1)(個人情報保護、データ倫理)。
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7週 |
社会におけるデータ・AI利活用 ・データ・AI利活用の最新動向(*1-6) |
データ・AI利活用における最新動向(AI等を活用した新しいビジネスモデル、AI最新技術の活用例など)を知る。
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8週 |
中間試験 |
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4thQ |
9週 |
パワーポイントによる演習 |
パワーポイントによりプレゼンテーションの資料作成まで出来るようにする(スライドの作成、段落の取り扱い)。
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10週 |
パワーポイントによる演習 |
パワーポイントによりプレゼンテーションの資料作成まで出来るようにする(図形の取込と編集、アニメーション)。
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11週 |
パワーポイントによる演習 |
プレゼンテーションの工夫(自己紹介の作成)。
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12週 |
パワーポイントによる演習 |
自己紹介の発表。
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13週 |
情報倫理 ・データの発信に関する倫理(著作権法、特許法を中心として) |
知的財産な関する理解、フェアユース、クリエイティブ・コモン・ライセンスを理解する。
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14週 |
情報倫理 ・セキュリティー、情報システムのBCP ・データを守る上での留意事項(*3-2) |
データを守る上で知っておくべきこと(情報セキュリティー、セキュリティ事故の事例、BCP)について理解する。
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15週 |
情報倫理 ・デジタルデバイド、災害時とIT、AIの倫理 ・データ・AIを扱う上での留意事項(*3-1) |
データ・AIを利活用する上で知っておくべきこと(AI社会原則)、デジタルデバイドに関する考え方、災害時に必要なITなどを理解する。
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16週 |
成績周知 |
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