応用物理2

科目基礎情報

学校 弓削商船高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 応用物理2
科目番号 0023 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子機械工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 薄膜の基本技術:金原粲(東京大学出版会)
担当教員 森 耕太郎

到達目標

4年生までに学んだ物理を実際の現象に応用する流れを理解する.物理学と工学の両方の観点から物理現象の研究と発展した科学技術の基礎および応用について理解する.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
真空の作り方,計り方が言える作り方,計り方を説明できる真空とは何かを説明できる真空を説明できない
薄膜の作り方を説明できる薄膜の定義や作成方法を知っている薄膜の定義を知っている薄膜の定義や作成方法を知らない
真空蒸着法について説明でき,平均自由行程が計算できる真空蒸着法を説明でき平均自由行程が計算できる真空蒸着法を説明できる真空蒸着法を説明できない
スパッタリングによる薄膜作成について説明できる図を交えて説明できる基本概念を説明できる基本概念を説明できない

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
授業の進め方・方法:
講義を基本とし,理解を助けるために板書,計算問題,研究事例の提示を実施する.
注意点:
物理,電気磁気学,応用物理1,電子回路,電子回路特論,計測工学と関連する.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス、真空 授業の進め方がわかる
2週 真空装置の基本構成 真空の定義がわかる
3週 真空ポンプの原理 真空ポンプの種類と特徴がわかる
4週 真空ポンプの原理 真空ポンプの種類と特徴がわかる
5週 圧力測定 真空計の種類と特徴がわかる
6週 圧力測定 真空計の種類と特徴がわかる
7週 真空排気の基礎 ベーキングの役割を知っている
8週 中間試験
2ndQ
9週 成績周知,真空蒸着と気体分子運動,期待分子運動の物理 基本的な分子運動論の考え方を学び,簡単な平均自由行程の計算ができる
10週 真空蒸着と気体分子運動,期待分子運動の物理 基本的な分子運動論の考え方を学び,簡単な平均自由行程の計算ができる
11週 真空蒸着と気体分子運動,期待分子運動の物理 基本的な分子運動論の考え方を学び,簡単な平均自由行程の計算ができる
12週 真空蒸着と気体分子運動,期待分子運動の物理 基本的な分子運動論の考え方を学び,簡単な平均自由行程の計算ができる
13週 真空蒸着法による薄膜 真空蒸着法による薄膜の作成方法の特徴を知っている
14週 真空蒸着法による薄膜 真空蒸着法による薄膜の作成方法の特徴を知っている
15週 真空蒸着法による薄膜 真空蒸着法による薄膜の作成方法の特徴を知っている
16週 試験解説/成績確認
後期
3rdQ
1週 放電とプラズマ プラズマの定義と放電プラズマの特徴について言える
2週 放電とプラズマ プラズマの定義と放電プラズマの特徴について言える
3週 放電とプラズマ プラズマの定義と放電プラズマの特徴について言える
4週 放電とプラズマ プラズマの定義と放電プラズマの特徴について言える
5週 スパッタリング法の概要 スパッタリング法による薄膜の作成方法の特徴を知っている
6週 スパッタリング法の概要 スパッタリング法による薄膜の作成方法の特徴を知っている
7週 スパッタリング法の概要 スパッタリング法による薄膜の作成方法の特徴を知っている
8週 中間試験
4thQ
9週 成績周知,膜厚測定 膜厚測定方法の種類と薄膜評価方法の種類を知っている
10週 膜厚測定 膜厚測定方法の種類と薄膜評価方法の種類を知っている
11週 膜厚測定 膜厚測定方法の種類と薄膜評価方法の種類を知っている
12週 膜厚測定 膜厚測定方法の種類と薄膜評価方法の種類を知っている
13週 膜厚測定 膜厚測定方法の種類と薄膜評価方法の種類を知っている
14週 洗浄 基本的な洗浄方法を知っている
15週 試験解説/成績確認
16週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000030100
基礎的能力700000070
専門的能力0000000
分野横断的能力000003030