基礎機械制御工学

科目基礎情報

学校 弓削商船高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 基礎機械制御工学
科目番号 0038 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子機械工学科 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 随時テキストを配布する。 参考書:JISにもとづく機械設計製図便覧:大西清(理工学社) 参考書:機械実用便覧:(日本機械学会)
担当教員 益崎 真治,藤本 隆士

到達目標

各種機械・機器に興味を持たせるため,機械の構成要素とその働き・動作の仕組み・動作の制御などについて理解できることを目標とする.また,電気と機械の関わりについて,電気工学のあらましの中で学習させる.この科目の中でこれから学ぶ工学全般の関係についても紹介し,メカトロニクスの基礎教育を行う.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
力とモーメント等について説明し、計算できる作用する力によるモーメントを計算できる力に従いモーメントを記述できる力に従いモーメントを記述できない
制御のしくみ圧力と体積の関係について説明できる制御のしくみ圧力と体積の計算ができる制御のしくみ圧力と体積の関係が説明できる制御のしくみ圧力と体積の関係が説明できない
電位と電圧の違いが説明できる区別がついていて説明できる違いがあやふやである違うことを知らない
合成抵抗,合成容量の計算ができる基本的な計算ができる簡単なものは計算できる計算できない

学科の到達目標項目との関係

専門 A1 説明 閉じる
教養 D1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
授業の進め方・方法:
注意点:
今後学ぶ全ての専門基礎教科と関連し,その基盤となる.
レポート提出並びにノート提出,小テストを評価対象とする

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 電気系ガイダンス(藤本)
SI 単位
講義の目的と全体の流れをつかむ
SI 単位を知る
2週 SI 単位
単位計算
SI 単位を知る
単位計算ができる
3週 電位,電圧と電流 電位と電圧の違いがわかる
回路の接点電位が求められる
4週 電位,電圧と電流 電位と電圧の違いがわかる
回路の接点電位が求められる
5週 回路の書き直し 等価な回路に書き直すことができる
6週 オームの法則
抵抗の直列と並列
オームの法則を使える
直列と並列の合成値が求められる
接点の電流と電圧を求められる
7週 中間試験
8週 機械系ガイダンス(益崎)
歯車(自転車を例に考える)
単位系についても同時に学ぶ
電子機械工学科で学ぶ内容を理解できる
自転車を例に歯車,トルク,モーメントなどの力とその伝達について学ぶ
4thQ
9週 歯車(自転車を例に考える)
単位系についても同時に学ぶ
自転車を例に歯車,トルク,モーメントなどの力とその伝達について学ぶ
10週 力とモーメント(同上)
単位系についても同時に学ぶ
自転車を例に歯車,トルク,モーメントなどの力とその伝達について学ぶ
11週 力とモーメント(同上)
単位系についても同時に学ぶ
自転車を例に歯車,トルク,モーメントなどの力とその伝達について学ぶ
12週 制御系について自動車を例に学ぶ 自動車を例に制御の入力と出力の基 礎 PID 系の基礎を学ぶ
13週 制御系について自動車を例に学ぶ 自動車を例に制御の入力と出力の基 礎 PID 系の基礎を学ぶ
14週 制御系について自動車を例に学ぶ 自動車を例に制御の入力と出力の基 礎 PID 系の基礎を学ぶ
15週 制御系について自動車を例に学ぶ 自動車を例に制御の入力と出力の基 礎 PID 系の基礎を学ぶ
16週

評価割合

試験小テストレポート態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合701020000100
基礎的知識50102000080
試行推論創造への適応力200000020
分野横断的能力0000000