科目基礎情報

学校 弓削商船高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 国語
科目番号 0046 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子機械工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 『日本語表現&コミュニケーション』(実教出版)
担当教員 八原 瑠里

到達目標

実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。
作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
体裁・語句の選定実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。実用的な文章(手紙・メール)を、ある程度、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できない。
適切な情報収集報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。報告・論文の目的に応じて、ある程度、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できない。
情報分析と整理収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。ある程度、収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。収集した情報を分析し、目的に応じて整理できない。
論理構成と展開報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。ある程度、報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができない。
口頭による伝達作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、ある程度、正確に口頭発表することができる。作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、口頭発表することができない。
相互理解相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。ある程度、相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができない。

学科の到達目標項目との関係

教養 D2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
社会人に必要な「書くこと」「話すこと」を中心に、社会人基礎力の養成を行う。
授業の進め方・方法:
基本的には、教科書にしたがって進める。ただし、内容の難度、学生の理解度によって変更もありうる。
また、昨年度から引き続き使用する「漢字練習ノート」や「国語表現ナビ」を用いて、漢字と言語表現の学習も進める。


※ 必要に応じて、新聞記事・SPI問題・映像資料・新国語便覧を用いる。
注意点:
授業には、教科書、副教材、ノート(ファイル)、電子辞書等を必ず持参すること。
上記の予定で授業を進めていくが、変更する場合もある。

実務経験のある教員による授業科目

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
話す力 自己紹介をしてみよう
授業の準備方法や進め方、評価の基準について把握する。
2週 書く力
1.よみやすく漢字を交ぜよう
2.句読点のはたらきを知ろう
文章を書く上での留意点を理解し、それを踏まえて自分の考えを言語化できる。また、他者の意見を傾聴し、感想を述べられる。
3週 書く力2
1.和語・漢語・外来語
文章を書く上での留意点を理解し、それを踏まえて自分の考えを言語化できる。また、他者の意見を傾聴し、感想を述べられる。
4週 書く力3
言葉をグループで考えよう
文章を書く上での留意点を理解し、それを踏まえて自分の考えを言語化できる。また、他者の意見を傾聴し、感想を述べられる。
5週 書く力4
書いた文を見直そう
文章を書く上での留意点を理解し、それを踏まえて自分の考えを言語化できる。また、他者の意見を傾聴し、感想を述べられる。
6週 書く力5
別の言い方で考えよう(慣用句)
文章を書く上での留意点を理解し、それを踏まえて自分の考えを言語化できる。また、他者の意見を傾聴し、感想を述べられる。
7週 書く力6
改まった表現で書こう
文章を書く上での留意点を理解し、それを踏まえて自分の考えを言語化できる。また、他者の意見を傾聴し、感想を述べられる。
8週 中間試験
2ndQ
9週 書く力7
手紙の基本をマスターしよう
手紙を書く上での留意点を理解し、それを踏まえて自分の考えを言語化できる。また、他者の意見を傾聴し、感想を述べられる。
10週 書く力8
手紙を書こう
手紙を書く上での留意点を理解し、それを踏まえて自分の考えを言語化できる。また、他者の意見を傾聴し、感想を述べられる。
11週 話す力
しっかりとあいさつしよう
改まった話し方をしてみよう
挨拶の知識を習得し、それを応用できる。
12週 話す力
敬語をマスターしよう
正しい敬語力を身につけ、応用できる。
13週 話す力
敬語をマスターしよう
正しい敬語力を身につけ、応用できる。
14週 話す力
敬語をマスターしよう
正しい敬語力を身につけ、応用できる。
15週 通知文を書こう 通知文を作成することができる。
16週 期末試験
後期
3rdQ
1週 伝える力
話を聞く、わかりやすく伝える
情報を要約し、他者に伝えることができる。
2週 伝える力
キーワードを説明する①
キーワードの定義づけをし、それを他者に伝えることができる。他者の定義づけを聞き、自分との類似点や相違点を言語化できる。
3週 伝える力
キーワードを説明する②
キーワードの定義づけをし、それを他者に伝えることができる。他者の定義づけを聞き、自分との類似点や相違点を言語化できる。
4週 伝える力
根拠と出典を示す①
主張に対する根拠を明記することができる。出典の表記と引用の方法を理解し、応用できる。
5週 伝える力
根拠と出典を示す②
主張のうち、事実と意見を分類することができる。出典の表記と引用の方法を理解し、応用できる。
6週 伝える力
表やグラフを読む・描く
表やグラフを正しく読み取ることができる。表やグラフを正しく書くことができる。
7週 伝える力
表やグラフを読む・描く
表やグラフを用いて自分の意見を言うことができる。
8週 中間試験
4thQ
9週 グループディスカッション① テーマについて自分の意見を述べることができる。相手の意見を傾聴し、自分の意見を相対化できる。
10週 グループディスカッション② テーマについて自分の意見を述べることができる。相手の意見を傾聴し、自分の意見を相対化できる。
11週 プレゼンテーション準備① 各グループでプレゼンテーションのテーマを決め、発表準備を進められる。
12週 プレゼンテーション準備② 各グループでプレゼンテーションのテーマを決め、発表原稿・資料を作成できる。
13週 プレゼンテーション① グループで発見した対比をクラスに共有することができる。資料を作成できる。他のグループの発表を傾聴し、感想が書ける。
14週 プレゼンテーション② グループで発見した対比をクラスに共有することができる。資料を作成できる。他のグループの発表を傾聴し、感想が書ける。
15週 期末試験
16週 解説・成績周知

評価割合

試験またはレポート提出物・小テスト合計
総合評価割合4060100
知識の基本的な理解4060100