情報処理2

科目基礎情報

学校 弓削商船高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 情報処理2
科目番号 0064 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子機械工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 UMLモデリング入門:児玉公信(日経BP社)
担当教員 長原 基司

到達目標

計算機の概要について1年生ではインターネット、アプリケーションソフトを使った演習、さらに電子計算機、情報の基礎知識について学んだ。2年生ではさらに計算機についての理解を深めるため、電子計算機に関する知識、さらにプログラミングに関する知識の基礎を学習する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
コンピュータを構成するハードウエアとソフトウエアの構成や概要を説明できる。ほぼ説明できる。不十分ながら説明できる。ほとんど説明できない。
情報の計算に必要な数学を使える。充分に使える。大体使える。使えない。
2、8、10、16進数が相互変換できる。変換できる。大体できる。ほぼできない。
論理記号の表現を知り、簡単な論理演算ができる。記号がわかり論理演算できる。記号は知っている。記号も演算も知らない。
コンピュータでの文字表現、文字のコード表とデータ量がわかる。充分に知っている。曖昧ながら知っている。ほとんど知らない。
プログラミングにおける簡単なUMLや演習問題レベルのUMLが読める。大体読みとれる。一部不明確ながら大体は読める。ほぼ何もわからない。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
計算機の概要について1年生ではインターネット、アプリケーションソフトを使った演習、さらに電子計算機、情報の基礎知識について学んだ。2年生ではさらに計算機についての理解を深めるため、電子計算機に関する知識、さらにプログラミングに関する知識の基礎を学習する。
授業の進め方・方法:
2年生では教室において配付資料をもとに、電子計算機の仕組み、これに伴う計算問題などを中心に学習を進める。また後半ではプログラミングの基礎となる色々な問題の解放をUMLにより学習する。
注意点:
・出席状況として欠席に対して減点を行う。1時間につき定期試験の評価から5点減点。
・到達目標に達しない学生についてはレポート、ノート等の提出も行い、評価に加える。

実務経験のある教員による授業科目

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
コンピュータの構成についての概要
コンピュータを構成する機器を知る。
2週 ハードウエアの構成 個々のハードウエアの概要を説明できる。
3週 ソフトウエアの構成 ソフトウエアの構成と概要を説明できる。
4週 情報数学の基礎1/2 情報の計算に必要数学を復習する。
5週 情報数学の基礎2/2 情報の計算に必要な数学を使える。
6週 情報の単位について 情報の表現に必要な単位を説明できる。
7週 2進数、8進数などの計算 2進数から8、10、16進数について学び変換できる。
8週 中間試験
2ndQ
9週 論理演算の基礎 論理演算の計算、記号表現を知り、簡単な論理演算ができる。
10週 論理演算の基礎 論理演算の計算、記号表現を知り、簡単な論理演算ができる。
11週 文字情報の表現 コンピュータでの文字表現について説明できる。
12週 文字情報の表現 コンピュータでの文字表現について説明できる。
13週 文字コード表について 字のコード表とデータ量がわかる。
14週 UMLの表現について プログラミングにおける簡単なUMLが書ける。
15週 UMLによる演習 種々の演習問題のUMLが読める。
16週 試験解説/成績確認
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週 中間試験
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週 試験解説/成績確認

評価割合

試験小テストレポート成果物・実技ポートフォリオその他合計
総合評価割合80020000100
知識の基本的な理解800000080
思考・推論・創造への適応力0000000
汎用的技能001000010
態度・志向性(人間力)0050005
主体的・継続的な学習意欲0050005