数学1

科目基礎情報

学校 弓削商船高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 数学1
科目番号 0065 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 4
開設学科 電子機械工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 4
教科書/教材 新版基礎数学:岡本和夫監修(実教出版), 新版基礎数学演習:岡本和夫監修(実教出版), 新版微分積分I:岡本和夫監修(実教出版), 新版微分積分I演習:岡本和夫監修(実教出版)
担当教員 藤井 清治

到達目標

 指数関数,対数関数,順列・組合せ,微分法の基本的な概念を理解し,実際に計算できるようになることを目標とする.
 試験,レポート,その他(黒板での発表,演習時の実施状況,授業態度など)により,評価する.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
指数関数・対数関数のグラフの特徴や計算の性質を理解し計算できる.指数・対数を含む不等式,方程式が解ける.指数・対数を含む計算ができる. 指数・対数の値が計算できない.
条件に応じて, 順列・組合せを組み合わせて場合の数が計算できる.条件に応じて場合の数を計算できる.順列・組合せを区別して計算できる.順列・組合せの計算ができない.
基本的な関数について微分できる.微分の公式を導出できる.公式を利用して微分できる.公式を利用して微分できない.

学科の到達目標項目との関係

教養 D1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
 指数関数,対数関数,順列・組合せ,微分法の基本的な概念を理解し,実際に計算できるようになることを目標とする.
授業の進め方・方法:
試験,レポート,その他(黒板での発表,演習時の実施状況,授業態度など)により,評価する.
注意点:
 必要に応じて1年時の数学1,数学2の復習をすること.
 微分法は高学年の数学や専門科目において,学習事項を記述するための道具となる.講義を受けるだけでは使えるようにはならない.問題演習を行い,自分の手で計算して理解を深めること.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
指数の拡張

指数法則を用いて計算できる.
2週 指数の拡張
指数関数とそのグラフ1
指数の法則を用いて計算できる.
指数関数のグラフが描ける.
3週 指数関数とそのグラフ2
対数とその性質
指数を含む方程式・不等式が解ける.
対数の性質を用いて計算できる.
4週 対数とその性質 対数の性質を用いて計算できる.
5週 対数関数とそのグラフ1 対数関数のグラフが描ける.
6週 対数関数とそのグラフ2
常用対数
対数を含む方程式・不等式が解ける.
常用対数を理解できる.
7週 常用対数 常用対数を用いた計算ができる.
8週 中間試験
2ndQ
9週 場合の数 条件に応じ場合の数を計算できる.
10週 場合の数 条件に応じ場合の数を計算できる.
11週 場合の数 条件に応じ場合の数を計算できる.
12週 場合の数 条件に応じ場合の数を計算できる.
13週 場合の数 条件に応じ場合の数を計算できる.
14週 場合の数
二項定理
条件に応じ場合の数を計算できる.
二項定理を理解できる.
15週 二項定理
数列
二項定理を利用した計算ができる.
数列の記号や用語を理解できる.
16週 期末試験
後期
3rdQ
1週 等差数列 等差数列の一般項・和が求められる.
2週 等差数列
等比数列
等差数列の一般項・和が求められる.
等比数列の一般項・和が求められる。
3週 等比数列 等比数列の一般項・和が求められる.
4週 色々な数列の和 Σ記号の計算ができる.
5週 色々な数列の和
漸化式
Σ記号の計算ができる.
漸化式から一般項が求められる.
6週 漸化式 漸化式から一般項が求められる.
7週 数学的帰納法 数学的帰納法による証明が理解できる.
8週 中間試験
4thQ
9週 関数の極限1 関数の極限が理解できる.
10週 関数の極限2 簡単な関数の極限が求められる.
11週 関数の極限3 三角関数の極限の公式を活用できる.
12週 平均変化率と微分係数 微分係数を求められる.
13週 導関数 導関数を計算できる.
14週 積・商の微分法
合成関数の微分法
積・商の微分を計算できる.
合成関数を微分できる.
15週 合成関数の微分法
逆関数の微分法
合成関数を微分できる.
逆関数の微分法を計算できる.
16週 学年末試験

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合801000010100
知識の基本的な理解60500065
思考・推論への適応205000025
態度・志向性000001010