シーケンス制御

科目基礎情報

学校 弓削商船高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 シーケンス制御
科目番号 0069 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子機械工学科 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 図解シーケンス制御入門:大浜庄司(オーム社)
担当教員 木村 隆則

到達目標

メカトロニクスの技術者を目指すための「機械をコントロ-ルする技術」の知識を身につける。FA・OAのシ-ケンス制御技術者に必要な、自動制御の基礎である簡単な制御回路の設計が出来るように、回路図を理解する能力を養成する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
課題において、リレーシーケンス回路が設計(制御回路)でき、また基本的な電動機1台の主回路設計ができる。主回路、制御回路の設計が行え、動作の説明ができる。主回路、制御回路の設計が行える。主回路、制御回路の設計が行えない。
AND/OR/NOT/NANDO/NOR回路の組み合わせができ、真理値表がつくれる。AND/OR/NOT/NANDO/NOR回路の組み合わせができ、真理値表がつくれる。AND/OR/NOT/NANDO/NOR回路の組み合わせができる。AND/OR/NOT/NANDO/NOR回路の組み合わせができない。

学科の到達目標項目との関係

専門 A1 説明 閉じる
専門 E1 説明 閉じる
専門 E2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
「制御」のイメ-ジが浮かぶ事例を教材とし、知識(知っている)から(応用(使うことが出来る)までを取得する。
授業の進め方・方法:
・実物の制御機器を見せて、「目で確かめる」講義体制をとる。
・簡単なコンベヤ装置の制御回路、主回路の設計を実例的に行う。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス、シーケンス制御概要 身の回りにある自動制御機器を理解し、フィードバック制御とシーケンス制御の相違を理解できる。
2週 シーケンス制御に必要な知識 シーケンス図、フローチャート・タイムチャートの読み書きができる。
3週 シーケンス制御機器と図記号 開閉接点機器の種類を理解できる。
4週 シーケンス図の書き方 リレーシーケンス図を書ける。
5週 シーケンス図の書き方 主回路機器と図式化できる。
6週 リレーシーケンス設計 リレーを用いたAND/OR/NOT回路と自己保持回路を理解できる。
7週 PB・LS・TSと電磁リレー組合せ 主回路・操作回路を理解できる。
8週 中間試験
4thQ
9週 タイマとカウンタ タイマとカウンタを理解できる。
10週 シーケンス回路設計応用 今までの学習の総まとめとして、コンベヤシステムの制御回路・主回路の設計を理解できる。
11週 シーケンス回路設計応用
12週 無接点シーケンス制御基礎知識:無接点リレーについて 無接点とは何かを理解できる。
13週 無接点シーケンス制御基礎知識:トランジスタのスイッチ トランジスタによるスイッチ(オープンコレクタ)を理解できる。
14週 AND/OR/NOT/NANDO/NOR回路と真理値表 各論理(ロジック)における回路を理解し、真理値表を作れる。
15週 AND/OR/NOT/NANDO/NOR回路と真理値表
16週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオ小テスト合計
総合評価割合70000030100
基礎的能力5000002070
専門的能力2000001030
分野横断的能力0000000