設計製図4

科目基礎情報

学校 弓削商船高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 設計製図4
科目番号 0078 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子機械工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 JISにもとづく機械設計製図便覧:大西清(理工学社)
担当教員 福田 英次,鶴 秀登

到達目標

ものづくりにおいて必要な機械要素の特性を学び、JIS規格を知り、それらの強度評価法と形状決定法を理解することを目標とする。また、製造現場における品質保証・管理の手法について理解することを目標とする。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
QC道具によって課題を分析,解析することができるQC道具で課題解析ができるQC道具で課題分析ができるQC道具で課題分析ができない
ねじの種類,形状,用途,設計方法を理解し,設計,強度評価ができるねじの設計ができるねじの強度評価ができるねじの強度評価ができない
軸とキーの種類,形状,用途,設計方法を理解し,設計,強度評価ができる軸とキーの設計ができる軸とキーの強度評価ができる軸とキーの強度評価ができない
軸継手と軸受の種類,形状,用途,設計方法を理解し,設計,強度評価ができる軸継手と軸受の設計ができる軸継手と軸受の強度評価ができる軸継手と軸受の強度評価ができない

学科の到達目標項目との関係

専門 A1 説明 閉じる
専門 A2 説明 閉じる
教養 B2 説明 閉じる
教養 D1 説明 閉じる
専門 E1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
・ものづくりにおいて必要な機械要素の特性を学び、JIS規格を知り、それらの強度評価法と形状決定法を身につける
・製造現場における品質保証・管理の手法を身につける
授業の進め方・方法:
・座学の講義を基本とし、小テスト・レポートなどで理解度を確認する
注意点:
関連する専門科目も合わせて学習すること(材料力学1,2,工業力学1,2).
中間・期末試験以外に小テスト,レポートの完成度や出席状況・授業態度を含めて評価する

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
2週 品質管理概念 品質管理の概念,より良い製品づくりのための心構えと行動を理解するとともに,QC7つ道具によって課題を解決できる。
3週 品質管理概念 品質管理の概念,より良い製品づくりのための心構えと行動を理解するとともに,QC7つ道具によって課題を解決できる。
4週 品質管理活動 品質管理の概念,より良い製品づくりのための心構えと行動を理解するとともに,QC7つ道具によって課題を解決できる。
5週 品質管理活動 品質管理の概念,より良い製品づくりのための心構えと行動を理解するとともに,QC7つ道具によって課題を解決できる。
6週 より良い製品づくりのための心構えと行動 品質管理の概念,より良い製品づくりのための心構えと行動を理解するとともに,QC7つ道具によって課題を解決できる。
7週 より良い製品づくりのための心構えと行動 品質管理の概念,より良い製品づくりのための心構えと行動を理解するとともに,QC7つ道具によって課題を解決できる。
8週 中間試験
2ndQ
9週 試験解説/成績確認
10週 標準規格 標準規格の意義を説明できる。
標準規格を機械設計に適用できる。
11週 材料の引張・圧縮強さ、せん断強さ 材料の物性,形状,使用状況から,種々の強さに関する強度計算ができる。
12週 材料の曲げ強さ、ねじり強さ 材料の物性,形状,使用状況から,種々の強さに関する強度計算ができる。
13週 許容応力、安全率 許容応力、安全率の意味を説明できる。
14週 疲労破壊 疲労破壊の意味を説明できる。
15週 応力集中 応力集中の意味を説明できる。
16週 試験解説/成績確認
後期
3rdQ
1週 機械要素の設計(ねじ) ねじ、ボルト・ナットの種類、特徴、用途、規格を理解し、適用できる。
2週 機械要素の設計(ねじ) ボルト・ナット結合における締め付けトルクを計算できる。
3週 機械要素の設計(ねじ) ボルトに作用するせん断応力、接触面圧を計算できる。
4週 機械要素の設計(ねじ) ねじの種類,形状,用途,設計方法を理解し,設計,強度評価ができる。
5週 機械要素の設計(軸) 軸の種類と用途を理解し、適用できる。
6週 機械要素の設計(軸) 軸の強度、変形、危険速度を計算できる。
7週 機械要素の設計(キー) キーの強度を計算できる。
8週 中間試験
4thQ
9週 試験解説/成績確認
10週 機械要素の設計(軸継手) 軸継手の種類と用途を理解し、適用できる。
11週 機械要素の設計(軸継手) 軸継手の種類と用途を理解し、適用できる。
12週 機械要素の設計(軸継手) 軸継手の種類,形状,用途,設計方法を理解し,設計,強度評価ができる。
13週 機械要素の設計(軸受) 滑り軸受の構造と種類を説明できる。
14週 機械要素の設計(軸受) 転がり軸受の構造、種類、寿命を説明できる。
15週 機械要素の設計(軸受) 軸受の種類,形状,用途,設計方法を理解し,設計,強度評価ができる。
16週 試験解説/成績確認

評価割合

定期試験小テストレポート口頭発表成果物実技ポートフォリオその他合計
総合評価割合702050005100
知識の基本的な理解50105000065
思考・推論・創造への適応力20100000030
汎用的技能00000000
リーダーシップ・コミュニケーション力00000000
態度・志向性(人間力)00000055