応用物理2

科目基礎情報

学校 弓削商船高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 応用物理2
科目番号 0089 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子機械工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 高専の応用物理:小暮陽三ほか(森北出版)
担当教員 森 耕太郎

到達目標

4年生までに学んだ物理を実際の現象に応用する流れを理解する.物理学と工学の両方の観点から物理現象の研究と発展した科学技術の基礎および応用について理解する.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
回転運動における向心力、遠心力が計算できる向心力、遠心力が計算できる向心力、遠心力とは何かを説明できる向心力、遠心力を説明できない
剛体の回転運動方程式を立てることができ、慣性モーメントを計算できる運動方程式を立てることができ、慣性モーメントを計算できる慣性モーメントを知っている慣性モーメントを知らない
平均自由行程や真空について説明できる平均自由行程、真空について説明できる真空について知っている真空について知らない
エンジンや熱サイクルについて説明できる熱サイクルを理解し、エンジンとサイクルの関係を説明できるエンジンとサイクルについて知っているエンジンとサイクルについて知らない

学科の到達目標項目との関係

専門 A1 説明 閉じる
専門 A2 説明 閉じる
教養 D1 説明 閉じる
教養 D2 説明 閉じる
専門 E1 説明 閉じる
専門 E2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
物理学と工学の両方の観点から物理現象の研究と発展した科学技術の基礎および応用について理解する.
授業の進め方・方法:
講義を基本とし,理解を助けるために板書,計算問題,研究事例の提示を実施する.
注意点:
物理,電気磁気学,応用物理1,電子回路,電子回路特論,計測工学と関連する.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 授業の進め方がわかる
2週 回転運動 周速度、角速度、回転速度の意味を理解し、計算できる。
3週 回転運動 周速度、角速度、回転速度の意味を理解し、計算できる。
4週 回転運動 向心加速度、向心力、遠心力の意味を理解し、計算できる。
5週 回転運動 向心加速度、向心力、遠心力の意味を理解し、計算できる。
6週 剛体の力学 剛体の回転運動を運動方程式で表すことができる。
7週 剛体の力学 剛体の回転運動を運動方程式で表すことができる。
8週 中間試験
2ndQ
9週 成績周知,剛体の力学 平板および立体の慣性モーメントを計算できる。
10週 剛体の力学 平板および立体の慣性モーメントを計算できる。
11週 剛体の力学 平板および立体の慣性モーメントを計算できる。
12週 仕事とエネルギー 仕事の意味を理解し、計算できる。
13週 仕事とエネルギー 仕事の意味を理解し、計算できる。
14週 仕事とエネルギー 力学的エネルギー保存の法則について理解し、計算できる。
15週 試験解説/成績確認
16週
後期
3rdQ
1週 熱と分子運動 気体の状態方程式と分子運動について理解し、計算できる。
2週 熱と分子運動 気体の状態方程式と分子運動について理解し、計算できる。
3週 熱と分子運動 分子の平均自由行程とマクスウェル-ボルツマン分布について簡単に説明できる。
4週 熱と分子運動 分子の平均自由行程とマクスウェル-ボルツマン分布について簡単に説明できる。
5週 真空について 真空の定義を理解し、平均自由行程との関係について言える。
6週 真空について 様々な真空ポンプ、真空計について知っている。
7週 真空について 様々な真空ポンプ、真空計について知っている。
8週 中間試験
4thQ
9週 成績周知,エンジンとサイクル 様々なエンジン、熱サイクルについて知っている。
10週 エンジンとサイクル 様々なエンジン、熱サイクルについて知っている。
11週 エンジンとサイクル 様々なエンジン、熱サイクルについて知っている。
12週 これからの動力、エネルギー 新エネルギーや電気自動車など、これから必要となるテクノロジィについて知っている。
13週 これからの動力、エネルギー 新エネルギーや電気自動車など、これから必要となるテクノロジィについて知っている。
14週 これからの動力、エネルギー 新エネルギーや電気自動車など、これから必要となるテクノロジィについて知っている。
15週 試験解説/成績確認
16週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000030100
基礎的能力700000070
専門的能力0000000
分野横断的能力000003030