計算機制御工学

科目基礎情報

学校 弓削商船高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 計算機制御工学
科目番号 0097 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電子機械工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 マスタリングTCP/IP入門第5版:竹下隆史 他(オーム社)
担当教員 長原 基司

到達目標

ネットワーク、特にインターネットについて現代のネットワークシステムがなぜつながるのかというところを理解することが学習の目標である。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
インターネットがなぜつながるのかや簡単な起源が説明できる。一通り説明できる。曖昧ながら説明できる。全く説明できない。
インターネットの約束事について学び、OSI7階層を説明できる。各層の概要を説明できる。層であることを説明できる。全く説明できない。
IPアドレスについて説明できる。説明できる。曖昧ながら説明できる。全く説明できない。
インターネットでの名前の付け方が説明できる。説明できる。曖昧ながら説明できる。全く説明できない。
今後のインターネットのあり方について考え自分の意見を述べることができる。自分なりの意見を述べることができる。考えが足りないところもあるが意見を言える。何も意見を言えない。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
ネットワーク、特にインターネットについて現代のネットワークシステムがなぜつながるのかというところを理解することが学習の目標である。
本科目の履修により、本校のディプロマポリシーにおける「機械を制御する情報工学の幅広い知識と技術および豊かな教養と倫理観を身につける」能力を習得する。
授業の進め方・方法:
・適宜資料も配布し、主にプロジェクターにより授業を進める。
・教科書も参考書として利用して現代のネットワークについての講義を行う。
注意点:
・テスト80%、その他(講義態度、ノート、レポート等)で評価。欠席については減点を行う。
・到達目標に達しない場合の学生への対応としてノート提出、レポート提出を行うことがある。

実務経験のある教員による授業科目

この科目は、企業で情報系の業務を担当している技術者が、その経験を活かし、情報工学に関する基本的な考え方や解析などについて講義形式で授業を行う。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ネットワーク入門 1.通信の基本
2.通信方式と回線制御
2週 ネットワーク基礎 3.コンピューターとネットワーク
3週 ネットワーク基礎 プロトコルと
4週 ネットワーク基礎 個々のアドレスについて、簡単な例を説明できる。
5週 IPアドレス IPアドレスの仕組み
6週 IPアドレス サブネットマスクとIPヘッダ
7週 IPに関する技術 DNS、NAT、DHCP、ARPなど
8週 中間試験
2ndQ
9週 IPv6 IPv6について
10週 TCP、UDP、QUIC インターネットの基本TCP
TCPヘッダとその役割
11週 TCP、UDP、QUIC UDPと新しいQUICプロトコルについて
12週 ルーティングプロトコル ルーティングの基本
ダイナミックルーティング
13週 ルーティングプロトコル 様々なルーティングの制御
14週 アプリケーションプロトコル e-mail、www、SNMPなど
15週 これからのインターネット 今後のインターネットのあり方似ついて考え自分の意見を述べることができる。
16週

評価割合

試験小テストレポート成果物・実技ポートフォリオその他合計
総合評価割合80020000100
知識の基本的な理解800000080
思考・推論・創造への適応力0000000
主体的・継続的な学習意欲001000010
態度・志向性(人間力)0050005
総合的な学習経験と創造的思考力0050005