到達目標
ものづくりにおいて必要な機械要素の特性を学び、JIS規格を知り、それらの強度評価法と形状決定法を理解することを目標とする。また、製造現場における品質保証・管理の手法について理解することを目標とする。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
QC道具によって課題を分析,解析することができる | QC道具で課題解析ができる | QC道具で課題分析ができる | QC道具で課題分析ができない |
ねじの種類,形状,用途,設計方法を理解し,設計,強度評価ができる | ねじの設計ができる | ねじの強度評価ができる | ねじの強度評価ができない |
軸とキーの種類,形状,用途,設計方法を理解し,設計,強度評価ができる | 軸とキーの設計ができる | 軸とキーの強度評価ができる | 軸とキーの強度評価ができない |
軸継手と軸受の種類,形状,用途,設計方法を理解し,設計,強度評価ができる | 軸継手と軸受の設計ができる | 軸継手と軸受の強度評価ができる | 軸継手と軸受の強度評価ができない |
学科の到達目標項目との関係
専門 A1
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専門 A2
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教養 B2
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教養 D1
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教養 D2
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専門 E1
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専門 E2
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教育方法等
概要:
・ものづくりにおいて必要な機械要素の特性を学び、JIS規格を知り、それらの強度評価法と形状決定法を身につける
・製造現場における品質保証・管理の手法を身につける
授業の進め方・方法:
・座学の講義を基本とし、小テスト・レポートなどで理解度を確認する
注意点:
関連する専門科目も合わせて学習すること(材料力学1,2,工業力学1,2).
中間・期末試験以外に小テスト,レポートの完成度や出席状況・授業態度を含めて評価する
実務経験のある教員による授業科目
この科目は、企業で医療機器の開発を担当していた教員が、その経験を活かし、機械要素の基本的な設計の考え方や強度計算について講義形式で授業を行う.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
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2週 |
品質管理概念 |
品質管理の概念,より良い製品づくりのための心構えと行動を理解するとともに,QC7つ道具によって課題を解決できる。
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3週 |
品質管理概念 |
品質管理の概念,より良い製品づくりのための心構えと行動を理解するとともに,QC7つ道具によって課題を解決できる。
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4週 |
品質管理活動 |
品質管理の概念,より良い製品づくりのための心構えと行動を理解するとともに,QC7つ道具によって課題を解決できる。
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5週 |
品質管理活動 |
品質管理の概念,より良い製品づくりのための心構えと行動を理解するとともに,QC7つ道具によって課題を解決できる。
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6週 |
より良い製品づくりのための心構えと行動 |
品質管理の概念,より良い製品づくりのための心構えと行動を理解するとともに,QC7つ道具によって課題を解決できる。
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7週 |
より良い製品づくりのための心構えと行動 |
品質管理の概念,より良い製品づくりのための心構えと行動を理解するとともに,QC7つ道具によって課題を解決できる。
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8週 |
中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
試験解説/成績確認 |
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10週 |
標準規格 |
標準規格の意義を説明できる。 標準規格を機械設計に適用できる。
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11週 |
材料の引張・圧縮強さ、せん断強さ |
材料の物性,形状,使用状況から,種々の強さに関する強度計算ができる。
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12週 |
材料の曲げ強さ、ねじり強さ |
材料の物性,形状,使用状況から,種々の強さに関する強度計算ができる。
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13週 |
許容応力、安全率 |
許容応力、安全率の意味を説明できる。
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14週 |
疲労破壊 |
疲労破壊の意味を説明できる。
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15週 |
応力集中 |
応力集中の意味を説明できる。
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16週 |
試験解説/成績確認 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
機械要素の設計(ねじ) |
ねじ、ボルト・ナットの種類、特徴、用途、規格を理解し、適用できる。
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2週 |
機械要素の設計(ねじ) |
ボルト・ナット結合における締め付けトルクを計算できる。
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3週 |
機械要素の設計(ねじ) |
ボルトに作用するせん断応力、接触面圧を計算できる。
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4週 |
機械要素の設計(ねじ) |
ねじの種類,形状,用途,設計方法を理解し,設計,強度評価ができる。
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5週 |
機械要素の設計(軸) |
軸の種類と用途を理解し、適用できる。
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6週 |
機械要素の設計(軸) |
軸の強度、変形、危険速度を計算できる。
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7週 |
機械要素の設計(キー) |
キーの強度を計算できる。
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8週 |
中間試験 |
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4thQ |
9週 |
試験解説/成績確認 |
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10週 |
機械要素の設計(軸継手) |
軸継手の種類と用途を理解し、適用できる。
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11週 |
機械要素の設計(軸継手) |
軸継手の種類と用途を理解し、適用できる。
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12週 |
機械要素の設計(軸継手) |
軸継手の種類,形状,用途,設計方法を理解し,設計,強度評価ができる。
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13週 |
機械要素の設計(軸受) |
滑り軸受の構造と種類を説明できる。
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14週 |
機械要素の設計(軸受) |
転がり軸受の構造、種類、寿命を説明できる。
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15週 |
機械要素の設計(軸受) |
軸受の種類,形状,用途,設計方法を理解し,設計,強度評価ができる。
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16週 |
試験解説/成績確認 |
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評価割合
| 定期試験 | 小テスト | レポート | 口頭発表 | 成果物実技 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 20 | 5 | 0 | 0 | 0 | 5 | 100 |
知識の基本的な理解 | 50 | 10 | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 65 |
思考・推論・創造への適応力 | 20 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 |
汎用的技能 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
リーダーシップ・コミュニケーション力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
態度・志向性(人間力) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 5 |