コンピュータ科学

科目基礎情報

学校 弓削商船高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 コンピュータ科学
科目番号 0011 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 情報工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 情報処理テキストシリーズ 最新情報処理概論 改訂版:安藤明之(実教出版)
担当教員 桝田 温子

到達目標

コンピュータの基本構成を理解し,各装置について簡単に説明できる.また,情報を表す単位やコンピュータ内で行われている数値データの変換ができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
コンピュータの基本構成が理解できるコンピュータを構成する各装置の種類や役割を説明できる.コンピュータを構成する各装置の種類を挙げられる.コンピュータを構成する各装置の種類を挙げられない.
基数変換やコンピュータ内で行われている数値データの変換ができる.基数変換および各種数値データへの変換ができる.基数変換ができる.基数変換ができない.
簡単な問題を整理し,フローチャートを作成することができる.問題を整理し,プログラミングできる.問題を整理し,フローチャートが作成できる.問題の意味が理解できない.

学科の到達目標項目との関係

専門 A1 説明 閉じる
専門 E1 説明 閉じる
専門 E2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
情報処理技術者として基礎的な知識を獲得する.また,コンピュータを利用するユーザとして必要な基礎知識について学ぶ.
授業の進め方・方法:
講義を中心に進め,進捗に応じた演習,課題を課す.
関連科目:情報工学科専門科目全般
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 学習内容を理解する
2週 情報処理とコンピュータ コンピュータとは何かを理解する
3週 コンピュータの装置 コンピュータの構成要素を理解する
4週 入出力装置 さまざまな入出力装置を知る
5週 入出力装置
6週 コンピュータの種類と歴史 コンピュータの種類と歴史を知る
7週 情報表現の単位 2進数の世界で,数値や文字を表現する方法を知る
8週 文字の表現
2ndQ
9週 数値の表現と基数 基数法について理解し,基数変換やさまざまな数値表現ができる
10週 数値の表現と基数
11週 2進数と正負の表現
12週 2進数と正負の表現
13週 数値の表現と種類
14週 データの誤り対策 パリティチェックの手法を理解できる
15週 誤差 誤差の種類を知り,打切り誤差の計算ができる
16週
後期
3rdQ
1週 主記憶装置 メモリの種類と特性を知る
2週 主記憶装置
3週 補助記憶装置 補助記憶装置の種類を知り,それぞれの仕組みについて理解できる
4週 補助記憶装置
5週 プロセッサ
 論理演算
論理演算ができ,簡単な論理回路が理解できる
6週 プロセッサ
 論理回路
7週 プロセッサ
 命令とアドレス
プロセッサの動作が説明できる
8週 プロセッサ
 プロセッサの構成と動作
4thQ
9週 プロセッサ
 入出力インタフェース
入出力インタフェースの種類を挙げることができる
10週 アルゴリズムとプログラミング
 プログラムを作る手順
プログラムを作る手順が説明できる
11週 アルゴリズムとプログラミング
 フローチャート
簡単な問題を整理し,フローチャートを作成することができる
12週 アルゴリズムとプログラミング
 フローチャート
13週 アルゴリズムとプログラミング
 フローチャート
14週 アルゴリズムとプログラミング
 プログラミング
15週 アルゴリズムとプログラミング
 プログラミング
16週

評価割合

試験小テスト相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80500150100
知識の基本的な理解805000085
主体的・継続的な学習意欲000015015
分野横断的能力0000000