国語2

科目基礎情報

学校 弓削商船高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 国語2
科目番号 0020 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 情報工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 3
教科書/教材 教科書『新編国語総合』:三角洋一ほか(東京書籍)副教材『常用漢字の学習』:加納喜光ほか(桐原書店)
担当教員 川島 範章

到達目標

 中等教育段階の基礎的な知識および技能を確実に習得し、高等教育段階の基礎へと移行する。近代以降の様々な文章や文学作品を享受し、「話すこと・聞くこと」、「書くこと」、「読むこと」の能力を高める。国内外の古典作品を享受し、言語文化の継承に対する理解を深める。人間・社会・歴史・自然などに広く目を向け、豊かな人間性や社会性を育む。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
中等教育段階の基礎的な国語力を確実に習得し、的確に活用する。中等国語を十分に理解・活用できる。中等国語をほぼ理解・活用できる。中等国語を理解・活用できない。
中等教育段階の標準的な知識および技能を習得し、「理解」から「活用」へと高める。高等国語の基礎を十分に理解・活用できる。高等国語の基礎をほぼ理解・活用できる。高等国語の基礎を理解・活用できない。
基礎的な古典作品を理解し、言語文化について探求する。基礎的な古典作品の読解が十分にできる。基礎的な古典作品の読解がほぼできる。基礎的な古典作品の読解ができない。
広い視野を持ち、人間性や社会性を育む。多角的な思考が十分にできる。多角的な思考がほぼできる。多角的な思考ができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
言語活動を通じて、国語についての理解を深め、思考力・判断力・表現力を身に付ける。
授業の進め方・方法:
現代国語の学習と古典の学習を、約2対1の割合で行う。漢字と語彙、表現の学習においては随時行う。
授業の進め方は、概ね(1)講義・討論(2)読解、表現(3)漢字・語彙の順に行う。
定期試験7割に対して平常の学習(ノート、プリント、課題等)3割の割合で総合的に評価する。
漢字検定を積極的に受検することを推奨する。
注意点:
授業には、教科書、副教材、ノート、電子辞書等を必ず持参すること。
ノートの作成には、板書を参考に、各自の理解につながるよう工夫すること。
学習プリントはノートに貼って整理すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
〈随想〉随想を読んで筆者のものの見方や感じ方に触れ、自分の意見を述べる。


学習の流れと内容を把握できる。
2週 〈随想〉随想を読んで筆者のものの見方や感じ方に触れ、自分の意見を述べる。 随筆に描かれたものの見方を表現に即して読み取りとることができる。
3週 〈随想〉随想を読んで筆者のものの見方や感じ方に触れ、自分の意見を述べる。 随筆に描かれたものの見方を表現に即して読み取りとり、自分の意見を述べることができる。
4週 〈小説〉表現に注意しながら登場人物の心情を読み取り、小説に親しむ。 小説に描かれたものの見方を表現に即して読み取りとることができる。
5週 〈小説〉表現に注意しながら登場人物の心情を読み取り、小説に親しむ。 小説に描かれたものの見方を表現に即して読み取りとり、自分の意見を述べることができる。
6週 〈古文〉 古文と現代文との違いを知り、古文を読む基礎となる文語のきまりを理解する。 歴史的仮名遣いや文語のきまりを理解しし、簡単な古文を読むことができる。
7週 〈古文〉 説話のおもしろさを味わい、古文の世界に親しむ。 歴史的仮名遣いや文語のきまりを理解しし、簡単な古文を読むことができる。
8週 中間試験
2ndQ
9週 〈古文〉 説話のおもしろさを味わい、古文の世界に親しむ。 説話に描かれたものの見方を表現に即して読み取りとることができる。
10週 〈古文〉 説話のおもしろさを味わい、古文の世界に親しむ。 説話に描かれたものの見方を表現に即して読み取りとることができる。
11週 〈小説〉表現に注意しながら登場人物の心情を読み取り、小説に親しむ。 小説に描かれたものの見方を表現に即して読み取りとることができる。
12週 〈小説〉表現に注意しながら登場人物の心情を読み取り、小説に親しむ。 小説に描かれたものの見方を表現に即して読み取りとり、自分の意見を述べることができる。
13週 〈評論〉具体例の役割や、意見の根拠を理解して、筆者の考えを読み取り、関心を広げる。 評論の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。
14週 〈評論〉具体例の役割や、意見の根拠を理解して、筆者の考えを読み取り、関心を広げる。 評論の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。
15週 〈表現〉故事成語・慣用句などの意味を理解する。 社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。
16週 期末試験
後期
3rdQ
1週 〈評論〉具体例の役割や、意見の根拠を理解して、筆者の考えを読み取り、関心を広げる。 評論に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。
2週 〈評論〉筆者の考えを踏まえて、話し合う。 相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。
3週 〈小説〉登場人物の心情の変化を、場面に即して読み取り、主題について考える。 小説に描かれたものの見方を表現に即して読み取りとることができる。
4週 〈小説〉登場人物の心情の変化を、場面に即して読み取り、主題について考える。 小説に描かれたものの見方を表現に即して読み取りとり、自分の意見を述べることができる。
5週 〈小説〉登場人物の心情の変化を、場面に即して読み取り、主題について話し合う。 課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。
6週 〈古文〉随筆を読み、古文の表現に慣れ、作者の考えを読み取る。 随筆に描かれたものの見方を表現に即して読み取りとることができる。
7週 〈古文〉随筆を読み、古文の表現に慣れ、作者の考えを読み取る。 随筆に描かれたものの見方を表現に即して読み取りとることができる。
8週 中間試験
4thQ
9週 〈詩〉詩の表現に着目し、その効果を読み取ることで、詩を深く読み味わう。 詩の主題を表現に即して読み取ることができる。
10週 〈詩〉詩の表現に着目し、その効果を読み取ることで、詩を深く読み味わう。
〈小説〉登場人物の心情の変化を、場面に即して読み取り、主題について考える。
詩の主題を表現に即して読み取ることができる。
小説に描かれたものの見方を表現に即して読み取りとることができる。
11週 〈小説〉登場人物の心情の変化を、場面に即して読み取り、主題について考える。 小説に描かれたものの見方を表現に即して読み取りとり、自分の意見を述べることができる。
12週 〈漢文〉訓点に従って、格言を読み味わう。 訓読のきまりを理解しし、簡単な漢文を読むことができる。
13週 〈漢文〉訓点に従って、故事を読み味わう。 訓読のきまりを理解しし、簡単な漢文を読むことができる。
14週 〈漢文〉漢詩の表現に慣れ、うたわれている情景を読み取り、作者の心情を味わう。 詩の主題を表現に即して読み取ることができる。
15週 〈表現〉敬意表現を理解し、正しく使う。 敬意表現を活用できる。
16週 期末試験

評価割合

試験小テストレポート口頭発表ポートフォリオその他合計
総合評価割合700201000100
知識の基本的な理解5001000060
思考・推論・創造への適応力100000010
汎用的技能100000010
リーダーシップ・コミュニケーション力000100010
態度・志向性(人間力) 001000010