プログラミング1

科目基礎情報

学校 弓削商船高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 プログラミング1
科目番号 0028 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 4
開設学科 情報工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 4
教科書/教材 基礎Python 改訂2版:大津 真(インプレス)
担当教員 田房 友典,福田 恭子,榎本 浩義

到達目標

プログラムの書き方,プログラムの読み方,ソフトウェア生成に必要なツール類の仕組みと使い方など,プログラミングの基礎を学習する.言語としてPythonを用いる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
プログラムの作成プログラムの構成要素を利用して,仕様に沿ったわかりやすいプログラムを作成できる.プログラムの構成要素を利用して,仕様に沿ったプログラムを作成できる.プログラムの構成要素を利用できない.
プログラムを用いた問題解決自作のアプリケーションを作成でき,他者にわかりやすく説明できる.自作のアプリケーションを作成でき,他者に説明できる.自作のアプリケーションを作成できない.

学科の到達目標項目との関係

専門 A1 説明 閉じる
教養 D1 説明 閉じる
専門 E1 説明 閉じる
専門 E2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
プログラムの書き方,書かれたプログラムの読み方,ソフトウェア生成に必要なツール類の仕組みと使い方など,プログラミングの基礎を理解する.言語としてPythonを用いる.
授業の進め方・方法:
講義の後,プログラミング演習を行い,レポートとしてソースコードを提出する.
注意点:
単位修得は自作のアプリケーションを発表に提出していることを条件とする.

実務経験のある教員による授業科目

この科目は,企業でソフトウェアの開発を担当していた教員が,その経験を生かし,プログラミングの基礎について,講義と演習形式で授業を行う.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス(講義内容,学習方法) プログラミングの学習とはどのようなものか理解する.自学自習の方法について知る.
2週 Pythonプログラムの作成 開発ツールを用いて開発環境を構築できる.その環境を利用してプログラムを作成できる.
3週 変数の取り扱い 変数を利用したプログラムを作成できる.
4週 いろいろな組み込み型 組み込み型を利用したプログラムを作成できる.
5週 ソフトウェア部品の利用 標準ライブラリのモジュールをインポートして利用できる.
6週 if文による条件判断 if文を利用したプログラムを作成できる.
7週 if文の活用 if文を使いこなせる.
8週 中間試験
2ndQ
9週 処理の繰り返し ループを利用したプログラムを作成できる.
10週 ループの活用 ループを使いこなせる.
11週 例外の処理 例外処理を利用したプログラムを作成できる.
12週 文字列の活用 文字列を使いこなせる.
13週 リスト,タプルの活用 リスト,タプルを使いこなせる.
14週 辞書と集合の操作 辞書の操作,集合の操作ができる.
15週 内包表記 内包表記を利用したプログラムを作成できる.
16週 期末試験
後期
3rdQ
1週 関数の作成 関数を利用したプログラムを作成できる.
2週 可変長引数と無名関数 可変長引数,無名関数を利用したプログラムを作成できる.
3週 関数の活用 関数を使いこなせる.
4週 テキストファイルの読み込み テキストファイルを読み込むプログラムを作成できる.
5週 テキストファイルへの書き込み テキストファイルへ書き込むプログラムを作成できる.
6週 JSONファイルの読み込み JSONファイルを読み込むプログラムを作成できる.
7週 クラスの作成 オリジナルのクラスを作成できる.
8週 中間試験
4thQ
9週 クラスの活用 オリジナルのクラスを使いこなせる.
10週 クラスの継承 クラスの継承を利用したプログラムを作成できる.
11週 アプリケーション開発 プログラミングに関する知識を用いて,自作のアプリケーションを開発できる.
12週 アプリケーション開発 プログラミングに関する知識を用いて,自作のアプリケーションを開発できる.
13週 アプリケーション開発 プログラミングに関する知識を用いて,自作のアプリケーションを開発できる.
14週 アプリケーション開発 プログラミングに関する知識を用いて,自作のアプリケーションを開発できる.
15週 開発したアプリケーションの発表 開発したアプリケーションについて他者に対して説明できる.
16週 期末試験

評価割合

試験レポート合計
総合評価割合6040100
基礎的能力503080
専門的能力101020