情報工学実験2

科目基礎情報

学校 弓削商船高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 情報工学実験2
科目番号 0035 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 4
開設学科 情報工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 4
教科書/教材 情報工学科:「工学実験の手引き」
担当教員 桝田 温子,益崎 智成,峯脇 さやか,榎本 浩義

到達目標

座学で学習した技術を実験を通して確認するとともに、体験的に問題解決の手法を身につけさせ、新たな問題を見つけ出す能力を養う。
各テーマごとに少人数グループを構成し、通年8テーマの実験を全員が行う。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
実験の各テーマに沿って実験を実施すること。実験の指示に従って、実験を遂行することができき、応用的な課題にも取り組むことができる。実験の指示に従って、実験を遂行することができる。実験を正しく進めることができない。
実験の内容を整理し、レポートとしてまとめること。実験の内容が十分整理され、論理的なレ ポートが作成できる。実験の指示に従ったレポートが作成 できた。レポートの作成が不十分である。

学科の到達目標項目との関係

専門 A1 説明 閉じる
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教育方法等

概要:
各テーマごとに少人数グループを構成し、通年8テーマの実験を行う。
授業の進め方・方法:
前期テーマ:
(1)電子工作入門
(2)PC組立・OSとアプリインストール
(3)Excelの関数機能
(4)Wordによる文書作成
後期テーマ:
(1)Linux入門
(2)NCフライス盤加工実験
(3)グラフ作成と活用
(4)ホームページの作成
実験の成果についてまとめたプレゼンテーションを行う。
注意点:
専用設備利用のため、実験の無断欠席は認めない。所定の手続きにより、再実験を行う場合がある。
レポートは、原則として各テーマ終了後1週間以内に提出すること。
不備がある場合は、指定された期間内に再提出を行うこと。
レポート未提出、無断欠席者は単位を認めない。

実務経験のある教員による授業科目

後期(1)のテーマは、企業でLinuxを使用したシステム開発に携わっていた教員が、その経験を生かし、Linuxの基本操作について、実験の指導を行う.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス(全体) 実験目的を理解し、レポート作成ができる
2週 前期テーマ:
3週 (1)電子工作入門(榎本) 回路を正確に組み立てることができる.また,それを計測することができる.
4週
5週 (2)PC組立・OSとアプリインストール(益崎) PCの組立,OSのインストールを通して,PCの仕組みと基本的なセットアップ手順が理解できる.
6週
7週
8週
2ndQ
9週 (3)Excel の関数機能(桝田) Excelの関数機能を使用して問題を解くことができる.
10週
11週 (4) Wordによる文書作成(峯脇) Wordを用いて文書の作成ができる.
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週 後期テーマ:      
2週 (1)Linux入門(榎本) 基礎的なコマンドを用いて,ファイル操作,システム操作ができる.エディタを用いてテキストファイルの編集ができる.
3週
4週 (2)NCフライス盤加工実験(伊藤) NC加工機を用いた加工を通して,プログラムと機械制御の仕組みを説明できる.
5週
6週 (3)グラフ作成と活用(桝田) グラフの用途を理解し,グラフを用いて情報を伝えるテクニックを身に付ける.
7週
8週
4thQ
9週 (4)ホームページの作成(峯脇) ホームページを公開する方法,および,ホームページの作り方ついて実践しながら学び,それらに関するスキルを修得できる.
10週
11週 課題整理・プレゼンテーション 実験の成果物をレポートとしてまとめ、プレゼンテーション形式で発表できる。
12週
13週
14週
15週
16週

評価割合

レポート口述発表成果物・実技態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合3010300030100
知識の基本的な理解30101500055
思考・推論・創造への適応力001500015
総合的な学習経験と創造的思考力0000000
態度・志向性(人間力000003030
プレゼンテーション力0000000