科目基礎情報

学校 弓削商船高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 書道
科目番号 0041 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 情報工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 書Ⅰ: 井茂圭洞 他(光村図書)、ペン習字の基礎:石川 芳雲( 教育図書)
担当教員 学生課 教務係

到達目標

 書道の幅広い活動を通して、書を愛好する心情を育てるとともに、感性を豊かにし、書写能力を高め、表現と鑑賞の基礎的な能力を伸ばすことを目標とする。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
楷書書の美の多様性を表現できる。書の美の多様性と技法を理解できる。基本的な学習方法を身に付けられない。
臨書書の美の多様性を表現できる。書の美の多様性と技法を理解できる。基本的な学習方法を身に付けられない。
仮名書の美の多様性を表現できる。連綿による流動性、潤滑の変化をとらえることができる。仮名の成立過程、運筆法を身に付けられない。

学科の到達目標項目との関係

教養 D2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
授業の進め方・方法:
臨書の提出作品、創作作品、鑑賞の方法と内容、授業への取り組み(努力点)で評価する。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 楷書と芸術、表現技法 書の美の多様性と技法を理解し、表現できる。
2週 楷書の用筆・運筆 基本的な臨書の学習方法を身に付けられる。
3週 楷書の運筆・字形
4週 楷書の臨書
5週 楷書の臨書
6週 楷書の臨書
7週 楷書の鑑賞と創作 創作の方法を習得し、興味・関心を深めることができる。
8週 楷書の鑑賞と創作
2ndQ
9週 落款と印(篆刻) 落款の意味を理解し、姓名を正確に篆刻できる。
10週 落款と印(篆刻)
11週 落款と印(篆刻) 篆刻の技法を身に付けられる。
12週 落款と印(篆刻)
13週 ペン習字(硬筆による書写) 硬筆による書写の技能を身につけられる。
14週 ペン習字(硬筆による書写)
15週 行書(行書の臨書と鑑賞) 行書の分析的な見方と学習方法を身に付けられる。
16週 行書(行書の臨書と鑑賞)
後期
3rdQ
1週 行書の臨書と鑑賞
2週 行書の臨書と鑑賞
3週 行書の創作 臨書の成果をもとに模倣し、創作できる。
4週 行書の創作
5週 仮名の書(仮名の成立と基本線) 仮名の成立過程を学び、運筆法を身に付けられる。
6週 仮名の書(仮名の成立と基本線)
7週 仮名の書(単体、連綿と美) 連綿による流動性、潤滑の変化をとらえられる。
8週 仮名の書(単体、連綿と美)
4thQ
9週 仮名の臨書と創作 墨法の美しさ、全体の構成法を習得し、構成美の面白さを生かし、造る喜びを味わうことができる。
10週 仮名の臨書と創作
11週 漢字仮名交じりの書(調和の美) 古典との関わりを理解できる。
12週 臨書 書風・書体の統一と調和を表現できる。
13週 創作と鑑賞 自分の感情に合った表現ができる。
14週 創作と鑑賞
15週 実用の書 日常生活に生かせる書を身に付けられる。
16週 実用の書

評価割合

試験成果物・実技相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合01000000100
基礎的能力025000025
創造性025000025
態度050000050