論理回路

科目基礎情報

学校 弓削商船高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 論理回路
科目番号 0058 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 情報工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 森北出版株式会社 論理回路入門 浜辺隆二 株式会社コロナ社 メカトロニクス教科書シリーズ1 メカトロニクスのための電子回路基礎 西堀賢司
担当教員 前田 弘文

到達目標

コンピュータのより専門的な知識として,コンピュータの内部構造と,外部との情報のやりとりについて理解を高める.これにより,今後のプログラム制作に幅を持たせる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
組み合わせ回路を十分に理解し,電気回路に適用することができる.組合せ回路を理解し,自力で回路を設計することができる.HA・FA・エンコーダ・デコーダについて説明することができる.HA・FA・エンコーダ・デコーダについて説明することができない.
順序回路を十分に理解し,電気回路に適用することができる.順序回路を理解し,自力で回路を設計することができる.SR-FF,T-FF,JK-FF,D-FFについて説明することができる.SR-FF,T-FF,JK-FF,D-FFについて説明することができない.

学科の到達目標項目との関係

専門 A1 説明 閉じる
教養 D1 説明 閉じる
専門 E2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
・順序回路を理解する上で必要となる組み合わせ回路について学ぶ.
・工学実験が行えるための順序回路について学ぶ.
授業の進め方・方法:
・座学の講義を中心とする.
・授業開始時に授業の準備ができていないものについても「主体的・継続的な学習意欲」がないものと評価する.
注意点:
・欠席,遅刻が多いものは「主体的・継続的な学習意欲」がないものと評価する.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
組合せ回路の構成
出力が現在の入力状態のみから定まる論理回路(組合せ回路)を理解し,半加算器・全加算器・エンコーダ・デコーダについて説明することができる.
2週 組合せ回路の構成
加算器・減算器・比較器
出力が現在の入力状態のみから定まる論理回路(組合せ回路)を理解し,半加算器・全加算器・エンコーダ・デコーダについて説明することができる.
3週 加算器・減算器・比較器 出力が現在の入力状態のみから定まる論理回路(組合せ回路)を理解し,半加算器・全加算器・エンコーダ・デコーダについて説明することができる.
4週 加算器・減算器・比較器 出力が現在の入力状態のみから定まる論理回路(組合せ回路)を理解し,半加算器・全加算器・エンコーダ・デコーダについて説明することができる.
5週 エンコーダとデコーダ 出力が現在の入力状態のみから定まる論理回路(組合せ回路)を理解し,半加算器・全加算器・エンコーダ・デコーダについて説明することができる.
6週 エンコーダとデコーダ
マルチ・デマルチプレクサ
出力が現在の入力状態のみから定まる論理回路(組合せ回路)を理解し,半加算器・全加算器・エンコーダ・デコーダについて説明することができる.
7週 マルチ・デマルチプレクサ 出力が現在の入力状態のみから定まる論理回路(組合せ回路)を理解し,半加算器・全加算器・エンコーダ・デコーダについて説明することができる.
8週 中間試験
順序回路の設計
出力が現在の入力状態と過去の入力によって定まる順序回路を理解し,SR-FF,T-FF,JK-FF,D-FFについて説明することができる.
2ndQ
9週 順序回路の設計 出力が現在の入力状態と過去の入力によって定まる順序回路を理解し,SR-FF,T-FF,JK-FF,D-FFについて説明することができる.
10週 順序回路の設計 出力が現在の入力状態と過去の入力によって定まる順序回路を理解し,SR-FF,T-FF,JK-FF,D-FFについて説明することができる.
11週 レジスタの設計 出力が現在の入力状態と過去の入力によって定まる順序回路を理解し,SR-FF,T-FF,JK-FF,D-FFについて説明することができる.
12週 レジスタの設計 出力が現在の入力状態と過去の入力によって定まる順序回路を理解し,SR-FF,T-FF,JK-FF,D-FFについて説明することができる.
13週 レジスタの設計
カウンタの設計
出力が現在の入力状態と過去の入力によって定まる順序回路を理解し,SR-FF,T-FF,JK-FF,D-FFについて説明することができる.
14週 カウンタの設計 出力が現在の入力状態と過去の入力によって定まる順序回路を理解し,SR-FF,T-FF,JK-FF,D-FFについて説明することができる.
15週 カウンタの設計 出力が現在の入力状態と過去の入力によって定まる順序回路を理解し,SR-FF,T-FF,JK-FF,D-FFについて説明することができる.
16週
後期
3rdQ
1週 入出力装置の役割
中心となる入出力装置
コンピュータが外部と情報のやりとりを行うための入出力装置,特に人間とのやりとりを行うためのヒューマンインターフェイスに重点を置き,説明することができる.
2週 中心となる入出力装置
その他の入出力装置
コンピュータが外部と情報のやりとりを行うための入出力装置,特に人間とのやりとりを行うためのヒューマンインターフェイスに重点を置き,説明することができる.
3週 その他の入出力装置 コンピュータが外部と情報のやりとりを行うための入出力装置,特に人間とのやりとりを行うためのヒューマンインターフェイスに重点を置き,説明することができる.
4週 入出力装置の制御方式 コンピュータが外部と情報のやりとりを行うための入出力装置,特に人間とのやりとりを行うためのヒューマンインターフェイスに重点を置き,説明することができる.
5週 伝送方式における基本概念 コンピュータが外部と情報のやりとりを行うための入出力装置,特に人間とのやりとりを行うためのヒューマンインターフェイスに重点を置き,説明することができる.
6週 インターフェイスの規格 コンピュータが外部と情報のやりとりを行うための入出力装置,特に人間とのやりとりを行うためのヒューマンインターフェイスに重点を置き,説明することができる.
7週 インターフェイスの規格 コンピュータが外部と情報のやりとりを行うための入出力装置,特に人間とのやりとりを行うためのヒューマンインターフェイスに重点を置き,説明することができる.
8週 中間試験
データ通信の基本・ネットワークシステム
データ通信として需要の高いインターネットについて説明することができる.また,コンピュータ処理を左右する性能と信頼についても説明することができる.
4thQ
9週 データ通信の基本・ネットワークシステム
LAN
データ通信として需要の高いインターネットについて説明することができる.また,コンピュータ処理を左右する性能と信頼についても説明することができる.
10週 LAN データ通信として需要の高いインターネットについて説明することができる.また,コンピュータ処理を左右する性能と信頼についても説明することができる.
11週 インターネット データ通信として需要の高いインターネットについて説明することができる.また,コンピュータ処理を左右する性能と信頼についても説明することができる.
12週 インターネット データ通信として需要の高いインターネットについて説明することができる.また,コンピュータ処理を左右する性能と信頼についても説明することができる.
13週 信頼性の尺度と信頼性・保守性と可用性 データ通信として需要の高いインターネットについて説明することができる.また,コンピュータ処理を左右する性能と信頼についても説明することができる.
14週 信頼性の尺度と信頼性・保守性と可用性
コンピュータの信頼度の例
データ通信として需要の高いインターネットについて説明することができる.また,コンピュータ処理を左右する性能と信頼についても説明することができる.
15週 高信頼化システム・システムの稼働率 データ通信として需要の高いインターネットについて説明することができる.また,コンピュータ処理を左右する性能と信頼についても説明することができる.
16週

評価割合

定期試験その他合計
総合評価割合7030100
知識の基本的な理解50050
思考・推論・創造への適応力20020
主体的・継続的な学習意欲03030