情報工学実験3

科目基礎情報

学校 弓削商船高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 情報工学実験3
科目番号 0061 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 情報工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 3
教科書/教材 情報工学科:「情報工学実験の手引き」
担当教員 徳田 誠,葛目 幸一,田房 友典,前田 弘文

到達目標

座学で学習した技術を実験を通して確認するとともに、体験的に問題解決の手法を身につけさせ、新たな問題を見つけ出す能力を養う。
各テーマごとに少人数グループを構成し、通年8テーマの実験を全員が行う。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
NC加工機/レーザ加工機の利用プログラムを作成し、作品を完成できる。プログラムと機械制御の仕組みが説明できる。プログラムと機械制御の仕組みを説明できない。
基礎的な論理回路を構築し、指定された基本的な動作を実現できる。基本的な動作をよく実現できる。基本的な動作を実現できる。基本的な動作を実現できない。
論理回路などハードウェアを制御するのに最低限必要な電気電子測定ができる。よく電気電子測定ができる。電気電子測定ができる。電気電子測定ができない。
与えられた仕様に合致した組合せ論理回路や順序回路を設計できる。回路をよく設計できる。回路を設計できる。回路を設計できない。
ソフトウェア演習(連立方程式/数値積分)アルゴリズムからプログラムを作成できる。アルゴリズムの説明ができる。アルゴリズムの説明ができない。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
座学で学習した技術を実験を通して確認するとともに、体験的に問題解決の手法を身につけさせ、新たな問題を見つけ出す能力を養う。実験テーマは主に3テーマから成る。
授業の進め方・方法:
各実験室、演習室で教員の指示や実験手引書の内容に従って実験を実施する。
注意点:
専用設備利用のため、実験の無断欠席は認めない。所定の手続きにより、再実験を行う場合がある。レポートは、原則として各テーマ終了後1週間以内に提出すること。不備がある場合は、指定された期間内に再提出を行うこと。再提出は原則として3回までとする。
レポート未提出、無断欠席者は単位を認めない。

実務経験のある教員による授業科目

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス(全体)
前期テーマ:
実験目的を理解し、レポート作成ができる
2週 (1)NC加工実験(実習係) NC加工機を用いた加工を通して、プログラムと機械制御の仕組みを説明できる。
3週 (2)論理回路基礎実験1(前田)Arduinoを用いた回路の実験 論理式から回路を設計できる。
4週 (3)ソフトウェア演習(田房・徳田)ヤコビ法による連立方程式 ヤコビ法を用いて連立一次方程式の会を求めるアルゴリズムを理解し、プログラミングを作成できる。
5週
6週
7週
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週 後期テーマ:
2週 (1)NC加工実験(実習系) NC加工機を用いた加工を通して、プログラムと機械制御の仕組みを説明できる。
3週 (2)論理回路基礎実験2(前田)Arudinoを用いた回路の実験 論理式から回路を設計できる。
4週 (3)ソフトウェア演習(田房・徳田)数値積分とApplet 非線形関数の描画と数値積分の仕組みを理解し、プログラミングで実現できる。
5週 課題整理、プレゼンテーション 実験の成果物をレポートとしてまとめ、プレゼンテーション形式で発表できる。
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

評価割合

レポート発表成果物・実技態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合3010300030100
知識の基本的な理解3001500045
思考・推論・創造への適応力001500015
態度・志向性(人間力)000003030
プレゼンテーション力010000010