プログラミング特論

科目基礎情報

学校 弓削商船高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 プログラミング特論
科目番号 0066 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 情報工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 http://moodle2017.center.yuge.ac.jp/http://kosen-e.jp/
担当教員 長尾 和彦

到達目標

高専は社会から実践的技術者の養成を求められている。これは単に専門的な技能だけでなく、経験に裏付けられた創造力やメンバー間のコミュニケーション能力が必要である。本講義では、現代GP「創造性豊かな実践的技術者育成コース」をカリキュラムとして採用し、プロジェクト開発を通じ、メンバーの創造性とプロジェクト遂行能力の養成を行う。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
プロジェクト管理手法に基づいて、グループで活動ができる。 プロジェクト管理の必要性を理解し、あらゆる立場で適切な活動ができる。プロジェクト管理の必要性を理解し、メンバとして活動ができる。プロジェクト管理の必要性を理解できない。
リスク管理、コスト管理、スケジュール管理ができる。リスクを予測して、行動が行える。トラブルに対して、適切に対処できる。トラブルに対応できない。
作業記録を残し、プロジェクトの評価ができる。リーダとしてプロジェクトの振り返りができる自分の作業内容を認識できる。 自分の作業内容を認識できない。

学科の到達目標項目との関係

専門 A1 説明 閉じる
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教養 B2 説明 閉じる
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教育方法等

概要:
高専は社会から実践的技術者の養成を求められている。これは単に専門的な技能だけでなく、経験に裏付けられた創造力やメンバー間のコミュニケーション能力が必要である。本講義では、現代GP「創造性豊かな実践的技術者育成コース」をカリキュラムとして採用し、プロジェクト開発を通じ、メンバーの創造性とプロジェクト遂行能力の養成を行う。
授業の進め方・方法:
注意点:
・プロジェクト開発を通して作成するレポートなどの内容を重視する。
・作業記録を必ずつけ、報告書を作成できるようにしておくこと。
・グループ活動が主となるため、欠席して迷惑をかけないように留意すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス(moodleの使い方) 現代GPのコースおよび各自が設定したテーマを用いて、実際のプロジェクト開発を行う。ドキュメント作成等、プロジェクト管理に必要な手法を学ぶ。
2週 コースの選択 グループに分かれてテーマ設定を行う
3週 プロジェクト管理入門 プロジェクト管理に関する知識を習得し、実際の現場で利用する
4週  プロジェクト管理とは、管理の方法 プロジェクト管理に関する知識を習得し、実際の現場で利用する
5週  スケジュールの設定・開発工程 プロジェクト管理に関する知識を習得し、実際の現場で利用する
6週 プロジェクト開発(1) プロジェクト管理に関する知識を習得し、実際の現場で利用する
7週  準備・開発 プロジェクト管理に関する知識を習得し、実際の現場で利用する
8週 中間試験
2ndQ
9週  プロジェクトの計画・目標設定 プロジェクト管理ツールに作業記録を残すことができる。
10週  コスト見積もり・スケジューリング プロジェクト管理ツールを用いて計画を立案できる
11週  プログラム開発 チームで協力してシステム開発を行う。
12週  プログラム開発 チームで協力してシステム開発を行う。
13週  プログラム開発 チームで協力してシステム開発を行う。
14週 レビュー・報告書の作成 成果をまとめ、プロジェクトの自己評価を行うことができる。
15週 レビュー・報告書の作成 成果をまとめ、プロジェクトの自己評価を行うことができる。
16週 期末試験
後期
3rdQ
1週 プロジェクト開発(2) Ardunino を用いた創造性実験プロジェクトのプロジェクト管理を行うことができる。
2週  プロジェクトの計画・目標設定 プロジェクト管理ツールに作業記録を残すことができる。
3週  コスト見積もり・スケジューリング プロジェクト管理ツールを用いて計画を立案できる
4週  システム設計・物品注文書作成 プロジェクト管理ツールに作業記録を残すことができる。
5週  企画書レビュー 各自の企画を全員にプレゼンテーションする
6週  システム開発 進捗状況を確認しながら、プロジェクトを進めることができる
7週  システム開発 進捗状況を確認しながら、プロジェクトを進めることができる
8週  システム開発 進捗状況を確認しながら、プロジェクトを進めることができる
4thQ
9週  システム開発 進捗状況を確認しながら、プロジェクトを進めることができる
10週  システム開発 進捗状況を確認しながら、プロジェクトを進めることができる
11週  システム開発 進捗状況を確認しながら、プロジェクトを進めることができる
12週  システム開発 進捗状況を確認しながら、プロジェクトを進めることができる
13週  システム開発 進捗状況を確認しながら、プロジェクトを進めることができる
14週 報告書作成 作品の発表を行い、自他の作品の評価が行える。
15週 最終レビュー 作成した作品のプレゼンテーションができる。
16週 試験解説/成績確認 教員からの講評

評価割合

定期試験小テストレポート口頭発表成果物 実技ポートフォリオその他合計
総合評価割合25025253000105
知識の基本的能力25010050040
思考・推論・創造への適応力0000250025
リーダーシップ・コミュニケーション力00050005
プレゼンテーション力 00102000030
チームワーク力00500005