総合英語

科目基礎情報

学校 弓削商船高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 総合英語
科目番号 0070 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 情報工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 『アクセル英語総合問題演習(cコース)第3版』(桐原書店)
担当教員 濱田 活仁

到達目標

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・【聞く力】社会的な話題や学術的な話題について話された内容から、必要な情報を聞き取ったり、概要や要点を捉えたりすることができる。
・【読む力】社会的な話題や学術的な話題について書かれた文章を読み、必要な情報を読み取ったり、概要や要点を捉えたりすることができる。
・【書く力】社会的な話題や学術的な話題について情報を整理し、自分の考えや理由、事実などを伝える文章を書くことができる。
・【話す力】社会的な話題や学術的な話題について情報を整理し、自分の考えや理由、事実などを話すことができる。
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・【語彙、文法及び構造等】高等学校指導要領に準じた語彙、文構造及び文法事項等の定着を図り、専門教育に必要となる語彙を習得して適切に運用できる。
・【音声】聞き手に正しく伝わるよう、語・句・文における強勢、文におけるリズム・イントネーション、音のつながり・区切り等を意識しながら明瞭に音読あるいは発話できる。
・【方略】実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト等)を適切に用いることができる。
・【態度】我が国を含む世界の言語や文化を理解しようとする姿勢を持ち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ったり、自ら準備活動や情報収集を行ったりするなど、主体的な態度で行動することができる。
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ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
【聞く力】社会的な話題や学術的な話題について話された内容から、必要な情報や詳細を聞き取ったり、概要や要点を捉えたりすることができる。社会的な話題について、はっきりとした発音で、調整された速さで話された内容から、必要な情報を聞き取ったり、概要や要点を捉えたりすることができる。社会的な話題について、はっきりとした発音で、調整された速さで話された内容から、必要な情報を聞き取ったり、概要や要点を捉えたりすることができない。
【読む力】社会的な話題や学術的な話題について書かれた文章を読み、必要な情報や詳細を読み取ったり、概要や要点を捉えたりすることができる。日常的な話題について平易な英語で書かれた短い文章を読み、必要な情報を読み取ったり、概要や要点を捉えたりすることができる。社会的な話題について平易な英語で書かれた短い文章を読み、必要な情報を読み取ったり、概要や要点を捉えたりすることができない。
【書く力】社会的な話題や学術的な話題について、自分の意見や感想を整理し、情報や考え、理由、気持ちなどを伝える文章を書くことができる。社会的な話題について、情報や考え、理由、気持ちなどを伝える文章を書くことができる。社会的な話題について、情報や考え、理由、気持ちなどを伝える文章を書くことができない。
【話す力】社会的な話題や学術的な話題について、自分の意見や感想を整理し、情報や考え、理由、気持ちなどを話すことができる。社会的な話題について、基本的な表現を用いて、情報や考え、理由、気持ちなどを話すことができる。社会的な話題について、基本的な表現を用いて、情報や考え、気持ちなどを話すことができる。
【語彙、文法及び構造等】教科書に登場する表現や文法事項等を十分に理解し、適切に活用することができる。既習の表現や文法事項等を理解し、活用することができる。既習の表現や文法事項等を理解し、活用することができない。
【音声】聞き手に正しく伝わるよう、語・句・文における強勢、文におけるリズム・イントネーション、音のつながり・区切りを意識しながら明瞭に発話できる。聞き手に伝わるよう、語・句・文における強勢、文におけるリズム・イントネーション、音のつながり・区切りを意識しながら音読できる。聞き手に伝わるよう、語・句・文における強勢、文におけるリズム・イントネーション、音のつながり・区切りを意識しながら音読できない。
【方略】実際の場面や目的に応じて、コミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト等)を適切に用いることができる。基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト等)を用いることができる。基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト等)を用いることができない。
【態度】我が国を含む世界の言語や文化を理解しようとする姿勢を持ち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ったり、自ら準備活動や情報収集を行ったりするなど、主体的な態度で行動することができる。言語や文化を理解しようとする姿勢を持ち、他者とコミュニケーションを図ったり、準備活動や情報収集を行ったりすることができる。他者とコミュニケーションを図ったり、準備活動や情報収集を行ったりすることができない。

学科の到達目標項目との関係

専門 A1 説明 閉じる
教養 C2 説明 閉じる
教養 C3 説明 閉じる
教養 D2 説明 閉じる
専門 E3 説明 閉じる
専門 E4 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本科目「総合英語(4年次)」では、外国語によるコミュニケーションにおける見方・考え方を働かせ、外国語(英語)による聞くこと、読むこと、話すこと、書くことの言語活動及びこれらを結び付けた統合的な言語活動を通して、上記の到達目標(8項目)に関わる資質・能力を育成することを目指す。
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授業の進め方・方法:
本科目の授業では、主に以下のような流れで進める。
ただし、週によっては多少変更する場合がある。

・前時に学習した内容と目標の振り返り
・導入活動
・本時に学習する内容と目標の確認

・「聞くこと」に関わる言語活動
・「読むこと」に関わる言語活動
・「書くこと」に関わる言語活動
・「話すこと」に関わる言語活動

・本時に学習した内容と目標の振り返り
・個別課題に応じた自主学習
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注意点:
〈持参物について〉
・教科書『アクセル英語総合問題演習(cコース)第3版』(桐原書店)
・筆記用具*(*シャープペンシル、消しゴム等)
・スマートフォン・タブレット・PC等のICT機器*(*ネットワークにつながり十分な充電がある状態)
・上記ICT機器に接続できるイヤフォン*(*所持していない場合、遅くとも後期が始まるまでに購入)

〈成績評価について〉
・上記の到達目標(8項目)に準拠したルーブリックを用いて、各タスクや各テストに対して学習者の到達度を評価する。
・中間試験を実施しない代わりに、中間パフォーマンス課題(話すこと、書くこと)として、口頭発表とレポート提出を課す。
・上述した中間パフォーマンス課題に加えて、期末試験(聞くこと、読むこと、書くこと)、振り返りシートの記述、その他の提出物等を行動指標の対象として成績評価を行う。
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実務経験のある教員による授業科目

該当しない

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス、診断的テスト
シラバスの内容を理解し、本科目における到達目標に向けた道筋を捉えることができる。
2週 解答修正活動、テスト結果の振り返り活動 自身の英語力(聞くこと、読むこと、書くこと)の到達度を把握し、自己課題を認識することができる。
3週 Lesson 1 トイレ掃除で幸せになろう ボランティアについて、話された内容から、必要な情報を聞き取ったり、概要や要点を捉えたりすることができる。
4週 Lesson 2 自分のボトルを持ち歩こう 環境・社会について、情報や考え、理由、気持ちなどを話すことができる。
5週 Lesson 3 学校は何月に始まるか 社会について、文章を読み、必要な情報を読み取ったり、概要や要点を捉えたりすることができる。
6週 Lesson 4 竹はどのような植物か 植物について、情報や考え、理由、気持ちなどを伝える文章を書くことができる。
7週 中間パフォーマンス課題に向けた情報収集・準備活動 言語や文化を理解しようとする姿勢を持ち、他者とコミュニケーションを図りながら、準備活動や情報収集を行ったりすることができる。
8週 中間パフォーマンス課題(口頭発表) 社会的な話題について、情報や考え、理由、気持ちなどを、音声や方略を意識して話すことができる。
2ndQ
9週 口頭発表の振り返り、レポート作成 社会的な話題について、情報や考え、理由、気持ちなどを伝える文章を書くことができる。
10週 Lesson 5 人形を通した日米の交流 歴史について、話された内容から、必要な情報を聞き取ったり、概要や要点を捉えたりすることができる。
11週 Lesson 6 オランウータン 科学・動物について、情報や考え、理由、気持ちなどを話すことができる。
12週 Lesson 7 子どもと大人の学習の仕方 学習について、文章を読み、必要な情報を読み取ったり、概要や要点を捉えたりすることができる。
13週 Lesson 8 人は何によって味を感じるのか 科学について、情報や考え、理由、気持ちなどを伝える文章を書くことができる。
14週 Lesson 1 - Lesson 8 総復習 教科書に登場する表現や文法事項等を理解し、活用することができる。
15週 Lesson 1 - Lesson 8 問題作成・演習活動 これまで学習してきた内容を基に、到達目標に対する自他の到達度を測る問題を作成し、解答することができる。
16週 期末試験結果の振り返り活動、夏季休業に向けた目標設定 到達目標に対する自身の到達度を把握し、自己課題を認識するとともに、次なる目標を設定することができる。
後期
3rdQ
1週 夏季休業についてのパフォーマンス課題(口頭発表) 社会的な話題について、情報や考え、理由、気持ちなどを、音声や方略を意識して話すことができる。
2週 Lesson 9 世界各地で明かりが消える日 環境について、話された内容から、必要な情報を聞き取ったり、概要や要点を捉えたりすることができる。
3週 Lesson 10 ローラースケートの起源 娯楽について、情報や考え、理由、気持ちなどを話すことができる。
4週 Lesson 11 アメリカ・エアハートの挑戦 人生について、文章を読み、必要な情報を読み取ったり、概要や要点を捉えたりすることができる。
5週 Lesson 12 ショッピングと音楽の関係 心理について、情報や考え、理由、気持ちなどを伝える文章を書くことができる。
6週 中間パフォーマンス課題に向けた情報収集・準備活動 言語や文化を理解しようとする姿勢を持ち、他者とコミュニケーションを図りながら、準備活動や情報収集を行ったりすることができる。
7週 中間パフォーマンス課題(口頭発表) 学術的な話題について、情報や考え、理由、気持ちなどを、音声や方略を意識して話すことができる。
8週 口頭発表の振り返り、レポート作成 学術的な話題について、情報や考え、理由、気持ちなどを伝える文章を書くことができる。
4thQ
9週 Lesson 13 変化するロボットの役割 コミュニケーションについて、話された内容から、必要な情報を聞き取ったり、概要や要点を捉えたりすることができる。
10週 Lesson 14 世界の識字率 社会について、情報や考え、理由、気持ちなどを話すことができる。
11週 Lesson 15 付箋はどのように発明されたのか 想像について、文章を読み、必要な情報を読み取ったり、概要や要点を捉えたりすることができる。
12週 Lesson 16 情報工学とは? 情報工学について、説明する文章を書くことができる。
13週 Lesson 9 - Lesson 16 総復習 教科書に登場する表現や文法事項等を理解し、活用することができる。
14週 Lesson 9 - Lesson 16 問題作成活動 これまで学習してきた内容を基に、到達目標に対する自他の到達度を測る問題を作成することができる。
15週 Lesson 9 - Lesson 16 問題演習・解説活動 これまで学習してきた内容を基に、到達目標に対する自他の到達度を測る問題を解答し、解説することができる。
16週 期末試験結果の振り返り活動、春期休業に向けた目標設定 到達目標に対する自身の到達度を把握し、自己課題を認識するとともに、次なる目標を設定することができる。

評価割合

期末試験口頭発表レポート振り返りシート合計
総合評価割合50202010100
【聞く力】1000010
【読む力】2000020
【書く力】10010020
【話す力】0100010
【語彙、文法及び構造等】1000010
【音声】05005
【方略】05005
【態度】00101020