ハードウェア設計1

科目基礎情報

学校 弓削商船高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 ハードウェア設計1
科目番号 0087 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 情報工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 株式会社オーム社 図解コンピュータ概論 ハードウェア 橋本洋志 松永俊雄 小林裕之 天野直紀 ソフトウェア・通信ネットワーク 橋本洋志 富永和人 松永俊雄
担当教員 前田 弘文

到達目標

計算機工学系領域は,現在主流となっているディジタルコンピュータのハードウェアの原理や,実際のコンピュータに利用されているハードウェア要素について学ぶ領域である.
・コンピュータアーキテクチャ分野では,ディジタルコンピュータの構成や実際に用いられる構成要素の機能を理解し,その中で利用されている主要な技術を理解している.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
コンピュータを構成する基本的な要素の役割とこれらの間でのデータの流れを説明できる.コンピュータを構成する基本的な要素の役割とこれらの間でのデータの流れをよく説明できる.コンピュータを構成する基本的な要素の役割とこれらの間でのデータの流れを説明できる.コンピュータを構成する基本的な要素の役割とこれらの間でのデータの流れを説明できない.
プロセッサを実現するために考案された主要な技術を説明できる.プロセッサを実現するために考案された主要な技術をよく説明できる.プロセッサを実現するために考案された主要な技術を説明できる.プロセッサを実現するために考案された主要な技術を説明できない.
メモリシステムを実現するために考案された主要な技術を説明できる.メモリシステムを実現するために考案された主要な技術をよく説明できる.メモリシステムを実現するために考案された主要な技術を説明できる.メモリシステムを実現するために考案された主要な技術を説明できない.
入出力を実現するために考案された主要な技術を説明できる.入出力を実現するために考案された主要な技術をよく説明できる.入出力を実現するために考案された主要な技術を説明できる.入出力を実現するために考案された主要な技術を説明できない.
コンピュータアーキテクチャにおけるトレードオフについて説明できる.コンピュータアーキテクチャにおけるトレードオフについてよく説明できる.コンピュータアーキテクチャにおけるトレードオフについて説明できる.コンピュータアーキテクチャにおけるトレードオフについて説明できない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
計算機工学系領域は,現在主流となっているディジタルコンピュータのハードウェアの原理や,実際のコンピュータに利用されているハードウェア要素について学ぶ領域である.
・コンピュータアーキテクチャ分野では,ディジタルコンピュータの構成や実際に用いられる構成要素の機能を理解し,その中で利用されている主要な技術を理解している.
授業の進め方・方法:
・座学の講義を中心とする.
・レポートによって評価する.
・授業開始時に授業の準備ができていないものについては,レポート評価において「主体的・継続的な学習意欲」がないものと評価する.
注意点:
・欠席,遅刻が多いものは「主体的・継続的な学習意欲」がないものと評価する.

実務経験のある教員による授業科目

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
2週 コンピュータの構成と利用 コンピュータを構成する基本的な要素の役割とこれらの間でのデータの流れを説明できる.
3週 データ表現
4週 論理回路
5週 プロセッサ プロセッサを実現するために考案された主要な技術を説明できる.
6週 記憶装置 メモリシステムを実現するために考案された主要な技術を説明できる.
7週 入力装置 入出力を実現するために考案された主要な技術を説明できる.
8週 コンピュータの性能と信頼性
2ndQ
9週 コンピュータの性能と信頼性
10週 ソフトウェア
11週 プログラム言語
12週 オペレーティングシステム
13週 ファイルとデータベース
14週 通信ネットワーク
15週 情報化社会と情報セキュリティ コンピュータアーキテクチャにおけるトレードオフについて説明できる.
16週

評価割合

レポート合計
総合評価割合100100
知識の基本的な理解6060
思考・推論・創造への適応力1010
主体的・継続的な学習意欲3030