到達目標
データモデル,データベース設計法に関する基本的なデータベースの概念を理解し,Webアプリケーションを用いてデータベースの構築・管理できる能力を身に付ける。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
データモデル,データベース設計法に関する基本的な概念を理解している。 | DBに関する基本的な概念を理解して応用できる。 | DBに関する基本的な概念を理解して説明できる。 | DBに関する基本的な概念を理解して説明できない。 |
データベース言語を用いて,基本的なデータ問い合わせを記述できる。 | SQLを応用できる。 | SQLを利用できる。 | SQLを利用できない。 |
Webアプリケーションによってデータベースの検索,変更,追加ができる。 | UDを配慮したWebアプリが構築できる。 | Webアプリが構築できる。 | Webアプリが構築できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教養 C2
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教養 C3
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教養 D2
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教育方法等
概要:
データモデル,データベース設計法に関する基本的なデータベースの概念を理解し,Webアプリケーションを用いてデータベースの構築・管理できる能力を身に付ける。
この科目は,企業で動画伝送技術の設計業務を担当していた教員が,その経験を活かし,データベースの効果やWEBを利用した応用などについて講義と演習形式で授業を行う。
授業の進め方・方法:
前期は,教科書による座学講義が中心となる。後期からは演習を含めて行なう。試験とレポート(演習)で総合評価する。前期期末試験は中間試験を3割,学年末試験は,それまでの3回の試験評価を5割取り入れる。ただし,修得はWebアプリケーション発表会に作品を提出し,習得のレベルに達していることを条件とする。
注意点:
授業態度によって減点を行うこともある。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
・データベースとは |
リレーショナルデータモデルやスキーマの概念から,データベースの総合的な仕組みを理解する事ができる。
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2週 |
・Webデータベース |
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3週 |
・リレーショナルデータベースのデータ構造 |
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4週 |
・リレーショナルデータモデルの整合性制約 |
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5週 |
・リレーショナル代数 |
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6週 |
・トランザクション管理 |
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7週 |
・同時実行制御 |
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8週 |
中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
・ロック・アンロック制御 |
データベースの特徴である同時実行制御に関して理解し,データベースが今日に普及してきた技術的知識を得ることができる。
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10週 |
・障害回復,機密保護管理 |
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11週 |
・正規化 |
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12週 |
・SQL(問合せ) |
SQLに関する知識や利用方法を理解する事ができ,実習を通して利用できる。
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13週 |
・SQL(関数とグループ化) |
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14週 |
・SQL(追加と編集) |
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15週 |
・SQL(結合と集合演算) |
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16週 |
期末試験 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
・SQL(副問合せ) |
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2週 |
・SQL(データ定義) |
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3週 |
・SQL(ビュー) |
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4週 |
・文字コード |
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5週 |
・PHP |
PHPを利用してHTMLとDBとの連携ができるようになる。
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6週 |
・PHPとフォーム |
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7週 |
・PHPとデータベース |
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8週 |
中間試験 |
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4thQ |
9週 |
・Webアプリによるデータ操作(検索) |
授業で学んだデータベースの知識を用いてWeb上で動くデータベースアプリケーションとして実現できる。
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10週 |
・Webアプリによるデータ操作(追加・変更等) |
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11週 |
・Webアプリケーション作成 |
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12週 |
・Webアプリケーション作成 |
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13週 |
・Webアプリケーション作成 |
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14週 |
・Webアプリケーション作成(仕様書) |
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15週 |
・Webアプリケーション発表会 |
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16週 |
期末試験 |
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評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 30 | 10 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 50 | 20 | 5 | 0 | 0 | 0 | 75 |
専門的能力 | 10 | 10 | 5 | 0 | 0 | 0 | 25 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |