通信システム

科目基礎情報

学校 弓削商船高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 通信システム
科目番号 0121 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 情報工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:自作資料,教材:Packet Tracer
担当教員 徳田 誠

到達目標

ネットワークデバイスや通信プロトコルの大まかな仕組みについて学習する。また、ホストとルータで構成されるネットワークの基礎的な設定方法を理解する。提出を課す課題に基づいて評価する。なお、本科目は、専攻科における選択科目「コンピュータネットワーク」と関連が深いため、専攻科への進学を予定している学生は、履修することが望ましい。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
論理アドレスの仕組みクラスレスIPアドレスの仕組みが理解できる。クラスフルIPアドレスの仕組みが理解できる。IPアドレスの仕組みが理解できない。
ネットワークデバイスの役割デバイスの詳細な役割が理解できる。デバイスの基礎的な役割が理解できる。デバイスの基礎的な役割が理解できない。
ルータの基礎的な設定ルータを基礎的なコマンドで設定できる。ルータの基礎的なコマンドを知っている。ルータの基礎的なコマンドを知らない。

学科の到達目標項目との関係

専門 A2 説明 閉じる
専門 E1 説明 閉じる
専門 E2 説明 閉じる
専門 E3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
ネットワークデバイスや通信プロトコルの大まかな仕組みについて学習する。
授業の進め方・方法:
理論の習得だけに偏らないよう、座学中心の講義だけでなくシミュレータを用いた演習も行う。また,講義30時間に対し、自己学習60時間に相当する課題を課す。
注意点:

実務経験のある教員による授業科目

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
2週 シミュレータの設定、IPアドレス
IPアドレスの仕組みが理解できる。
3週 IPアドレス、サブネット化
サブネット化の仕組みが理解できる。
4週 サブネット化

5週 小テスト1、ルータの基礎コマンド
ルータの基礎コマンドが理解できる。
6週 ルータの基礎コマンド

7週 インターフェイス、スタティックルート
インターフェイス、スタティックルートが理解できる。
8週 中間試験(小テスト2)

4thQ
9週 ping、taraceroute、ipホスト、ループバック
ping、taraceroute、ipホスト、ループバックが理解できる。
10週 CDP、デフォルトルート、RIPv2
CDP、デフォルトルート、RIPv2が理解できる。
11週 telnet、テスト3
telnetの仕組みが理解できる。
12週 標準ACL
標準ACLが理解できる。
13週 テスト4、拡張ACL
拡張ACLが理解できる。
14週 拡張ACL
15週 期末試験(小テスト5)
16週 成績周知

評価割合

試験課題レポート態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合01000000100
基礎的能力050000050
思考・推論・創造への適応力050000050
汎用的技能0000000