数値解析

科目基礎情報

学校 弓削商船高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 数値解析
科目番号 0129 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 情報工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 梅木 陽

到達目標

コンピュータの利用を中心とした情報処理分野や,設計・生産・管理システム等の業務で係わりのあるデータ処理,強度計算,各種制御,演算などにおいて必要な知識であるコンピュータ向けの数値計算やアルゴリズムを習得する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
コンピュータ上での数値の表現方法が誤差に関係することを理解する。誤差発生を回避する手段がとれる。数値の表現方法が誤差に関係することを理解している。数値の表現方法が誤差に関係することを理解できない。
コンピュータ向けの主要なアルゴリズムの概要や特徴を理解し、利用する。目的に合ったアルゴリズムの利用ができる。数値計算のアルゴリズムを理解している。数値計算ができない。

学科の到達目標項目との関係

専門 A1 説明 閉じる
教養 D2 説明 閉じる
専門 E2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
授業の進め方・方法:
注意点:
試験・演習には電卓を用いるので用意すること。

実務経験のある教員による授業科目

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
2週 計算機における数値の表現(浮動小数点数) 計算機内部の数値表現を理解できる。
3週 計算機における数値の表現(浮動小数点数) 計算機内部の数値表現を理解できる。
4週 誤差(丸め、情報落ち、桁落ち) 誤差の発生原因が区別できる。
5週 誤差(丸め、情報落ち、桁落ち) 誤差の発生原因が区別できる。
6週 補間 アルゴリズムの違いを理解し、その利用ができる。
7週 補間 アルゴリズムの違いを理解し、その利用ができる。
8週 中間試験
2ndQ
9週 代数方程式 アルゴリズムの違いを理解し、その利用ができる。
10週 (2分法) アルゴリズムの違いを理解し、その利用ができる。
11週 (はさみうち法) アルゴリズムの違いを理解し、その利用ができる。
12週 (ニュートン法) アルゴリズムの違いを理解し、その利用ができる。
13週 連立方程式 アルゴリズムの違いを理解し、その利用ができる。
14週 (消去法) アルゴリズムの違いを理解し、その利用ができる。
15週 (反復法) アルゴリズムの違いを理解し、その利用ができる。
16週 期末試験
後期
3rdQ
1週 数値積分 アルゴリズムの違いを理解し、その利用ができる。
2週 (台形公式) アルゴリズムの違いを理解し、その利用ができる。
3週 (台形公式) アルゴリズムの違いを理解し、その利用ができる。
4週 (台形公式) アルゴリズムの違いを理解し、その利用ができる。
5週 (シンプソン法) アルゴリズムの違いを理解し、その利用ができる。
6週 (シンプソン法) アルゴリズムの違いを理解し、その利用ができる。
7週 (シンプソン法) アルゴリズムの違いを理解し、その利用ができる。
8週 中間試験
4thQ
9週 微分方程式 アルゴリズムの違いを理解し、その利用ができる。
10週 (オイラー法) アルゴリズムの違いを理解し、その利用ができる。
11週 (修正オイラー法) アルゴリズムの違いを理解し、その利用ができる。
12週 (ルンゲ・クッタ法) アルゴリズムの違いを理解し、その利用ができる。
13週 偏微分方程式 偏微分式の差分化ができる。
14週 (差分化) 偏微分式の差分化ができる。
15週 (差分化) 偏微分式の差分化ができる。
16週 期末試験

評価割合

定期試験小テストレポート口頭発表成果物実技ポートフォリオその他合計
総合評価割合7001002000100
知識の基本的な理解7001002000100
思考・推論・創造への適応力00000000
主体的・継続的な学習意欲00000000