環境マネージメントシステム

科目基礎情報

学校 弓削商船高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 環境マネージメントシステム
科目番号 0013 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 海上輸送システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 適宜プリント等配布
担当教員 二村 彰

到達目標

現在は環境問題の複雑化・重大化に伴って,新しい環境はどうあるべきかの問題が問われるようになり,ものづくりの過程においては環境保全に関し細心の配慮がなされなければならない。そのため技術者ひとりひとりが、環境問題の基本的な知識とそのマネジメント実施の視点をもてるようになることを目標とする

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)未到達レベルの目安(不可)
技術者として、環境問題とその背景について理解でき、配慮ができる環境保全に関して理解し、その配慮ができる。環境保全に関して原因と結果の関連過程を理解していない。環境保全に関して原因と結果の関連過程を理解していない。

学科の到達目標項目との関係

専門 A1 説明 閉じる
専門 A2 説明 閉じる
教養 B1 説明 閉じる
教養 B2 説明 閉じる
教養 C1 説明 閉じる
教養 C2 説明 閉じる
教養 C3 説明 閉じる
教養 D1 説明 閉じる
教養 D2 説明 閉じる
専門 E3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
現在は環境問題の複雑化・重大化に伴って,新しい環境はどうあるべきかの問題が問われるようになり,ものづくりの過程においては環境保全に関し細心の配慮がなされなければならない。そのため技術者ひとりひとりが、環境問題の基本的な知識とそのマネジメント実施の視点をもてるようになることを目標とする。また、IMO(国際海事機関)で採択された船舶の安全運航を守るための国際ルールであるIMSコードを取り上げながら環境マネージメントについて学ぶ。
授業の進め方・方法:
講義形式で進める。
注意点:
1単位当たり30時間の自学自習を必要とする。

実務経験のある教員による授業科目

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス、地球環境 地球環境を説明できる。関連プリントの熟読(自学2時間)。
2週 地球環境および環境問題の歴史 地球環境および環境問題の歴史を説明できる。関連プリントの熟読(自学3時間)。
3週 大気と水循環 大気と水循環について説明できる。関連プリントの熟読(自学3時間)。
4週 海洋と海水 海洋と海水について説明できる。関連プリントの熟読(自学3時間)。
5週 生物と地球環境 生物と地球環境について説明できる。関連プリントの熟読(自学3時間)。
6週 気候と気候変動 気候と気候変動について説明できる。関連プリントの熟読(自学3時間)。
7週 人類と地球環境 人類と地球環境について説明できる。関連プリントの熟読(自学3時間)。
8週 大気汚染、酸性雨問題、オゾン層破壊 大気汚染、酸性雨問題、オゾン層破壊を説明できる。関連プリントの熟読(自学11時間)。
2ndQ
9週 地球温暖化問題、水の環境問題 地球温暖化問題、水の環境問題を説明できる。関連プリントの熟読(自学11時間)。
10週 環境にかかわる条約・法律 環境にかかわる条約・法律を理解し説明できる。関連プリントの熟読(自学4時間)。
11週 ISMコード、安全管理と環境保護 ISMコード、安全管理と環境保護を理解している。関連プリントの熟読(自学3時間)。
12週 管理責任と権限 管理責任と権限を説明できる。関連プリントの熟読(自学3時間)。
13週 管理資源と要員 管理資源と要員に関して説明できる。関連プリントの熟読(自学3時間)。
14週 緊急事態への準備 緊急事態への準備について説明できる。関連プリントの熟読(自学3時間)。
15週 保守と文書管理 保守と文書管理を理解している。関連プリントの熟読(自学3時間)。
16週

評価割合

試験口頭発表レポート・成果物その他ポートフォリオ合計
総合評価割合402030100100
基礎的能力020300050
専門的能力40000040
分野横断的能力000000
コミュニケーション00010010