到達目標
海運をその企業面(実務面)から捉えることを目標とする。国際海運を取り巻く環境は近年ますます大きく変化しているが、海運業の土台となるビジネスモデルを理解し、時代の要求に即応しつづける海運業の様態をダイナミックに捉えられるよう検討を進める。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
主流派経済学の基礎的な概念を用いて、海運の諸現象を説明できる | 海運における需要量と供給量、市場環境の変化等を概説できる | 海運における需要量と供給量について説明できる | 海運における需要量と供給量について説明できない |
20世紀後半以降における物流業全体の変化を概観し、その中での海運業の発展過程を説明できる | 海運資本の国際化やそれに伴う船員問題、物流業全体の変化と海運業の発展過程を総合的に概説できる | 便宜置籍船の増加やコンテナ革命といった海運業に関する主要トピックの要因や概要を説明できる | 便宜置籍船の増加やコンテナ革命といった海運業に関する主要トピックの要因や概要を説明できない |
学科の到達目標項目との関係
教養 B2
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教養 C1
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教養 C2
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教養 D2
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専門 E1
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教育方法等
概要:
海運をその企業面(実務面)から捉えることを目標とする。国際海運を取り巻く環境は近年ますます大きく変化しているが、海運業の土台となるビジネスモデルを理解し、時代の要求に即応しつづける海運業の様態をダイナミックに捉えられるよう検討を進める。
授業の進め方・方法:
授業は国際海運に関連した文献を適宜輪読する形で進める。その際、受講者には授業への積極的な参加を求める。なお、授業の最終段階で受講者各自の国際海運に対する関心事について発表(プレゼンテーション)する機会を設ける。また、毎回発表者を指定して、日々の海事に関するニュ-ス等を報告してもらい、それについての見解を聞きながら実務と乖離しないよう授業を進める。
注意点:
1単位当たり30時間の自学自習を必要とする。
実務経験のある教員による授業科目
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス |
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2週 |
海運市場の変遷 |
主流派経済学の基礎的な概念を用いて、海運の諸現象を説明できる
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3週 |
海運需要量と貿易量 |
主流派経済学の基礎的な概念を用いて、海運の諸現象を説明できる
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4週 |
海運供給量 |
主流派経済学の基礎的な概念を用いて、海運の諸現象を説明できる
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5週 |
海運の競争と海運政策 |
20世紀後半以降の海運業界における国際化に伴う諸現象を説明できる
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6週 |
海運資本の国際化 |
20世紀後半以降の海運業界における国際化に伴う諸現象を説明できる
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7週 |
便宜置籍国と便宜置籍船 |
20世紀後半以降の海運業界における国際化に伴う諸現象を説明できる
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8週 |
海運同盟とアライアンス |
20世紀後半以降の海運業界における国際化に伴う諸現象を説明できる
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4thQ |
9週 |
船員問題 |
現代の外航海運における日本人船員問題を概説できる
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10週 |
日本籍船と日本人船員 |
現代の外航海運における日本人船員問題を概説できる
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11週 |
物流業からみた海運業 |
1960年代以降の物流業の変化を概観し、その中での海運業の発展過程を説明できる
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12週 |
コンテナ革命 |
1960年代以降の物流業の変化を概観し、その中での海運業の発展過程を説明できる
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13週 |
サプライ・チェーン・マネジメント |
1960年代以降の物流業の変化を概観し、その中での海運業の発展過程を説明できる
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14週 |
受講者によるプレゼンテーション① |
自身の関心事を適切に説明できる
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15週 |
受講者によるプレゼンテーション② |
自身の関心事を適切に説明できる
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16週 |
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評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 40 | 0 | 0 | 60 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 10 | 0 | 0 | 20 | 0 | 30 |
専門的能力 | 0 | 20 | 0 | 0 | 20 | 0 | 40 |
分野横断的能力 | 0 | 10 | 0 | 0 | 20 | 0 | 30 |