商船システム概論

科目基礎情報

学校 弓削商船高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 商船システム概論
科目番号 0022 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 海上輸送システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 筒井 壽博

到達目標

通信・コミュニケーションや自動制御のための基礎となる知識を習得する。また、情報技術の発達の歴史を外観した後、自動化社会に向けた大きな流れを理解し,その利便性や危険性についてのディスカッションをとおし情報についての認識を深める。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
情報についての概念をもつ。いくつかの代表的な情報の定義が説明できる。情報には多様な定義があることを知っている。情報の定義の多様性を知らない。
基本的な理論が理解できる。デジタルとアナログの違いや基本的論理回路を説明できる。デジタルとアナログの違いや論理回路を理解できる。デジタルとアナログの違いや論理回路を理解できない。
情報や情報処理技術の可能性について想像する。情報処理技術の利便性と危険性を説明できる。情報処理技術の利便性危や険性を知っている。情報処理技術の利便性や危険性を知らない。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
日々進歩する技術の中でも情報処理技術の変化は一段と加速されていることを認識させ,そのような変化のはやい技術の習得にどのように対応するべきか,そのヒントとなるよう単に知識の獲得に留まらず,システム技術の発達論としての視座を提供する.
授業の進め方・方法:
講義形式により基礎的な情報処理に関する知識の習得するとともに,将来の自己の職業について考え,第1レポートの形にまとめる.
想像した自己の職業についてどのような場面でどのような情報処理技術が必要になるのか自由に調査する時間を設け第2レポートとしてまとめ,学習した知識の定着を図る.
注意点:
・復習により授業ノートを整理すること.
・2回のレポートを必ず提出すること.

実務経験のある教員による授業科目

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 学習内容項目を掴む。
2週 情報の定義の多様性 システムと情報の関係を知る。
3週 データや記録との関連を知る。
4週 アナログ 情報の歴史を知る。
5週 デジタル 2進数・16進数・10進数を知る。
6週 相互の変換を演習する。
7週 情報量 情報を確立として理解する。
8週 中間試験
2ndQ
9週 複雑な情報 画像や音声データの特徴を知る。
10週
11週 基本論理回路 AND 回路やOR 回路を知る。
12週 基本的な回路を演習する。
13週
14週 論理回路の応用 論理回路の役割を知る。
15週
16週

評価割合

定期試験小テストレポートその他合計
総合評価割合30203020100
知識の基本的な理解1510151050
思考・推論・創造への適応力1510151050