画像応用システム工学

科目基礎情報

学校 弓削商船高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 画像応用システム工学
科目番号 0010 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 生産システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 ディジタル画像処理,CG-ARTS協会
担当教員 田房 友典

到達目標

カメラやスキャナが小型化かつ高精度となり,携帯電話や家電製品にも組み込まれている.また,撮影された画像はネットワークを利用して転送されるため,場所を問わず画像処理を行うことができる.本講義では,画像応用技術としてprocessingを利用して画像を取り扱う技術を習得する.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1processingを使って画像処理を行い,応用することができる.processingを利用して画像処理を行うことができる.processingを利用して画像処理を行うことができない.
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

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教養 B2 説明 閉じる
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専門 E1 説明 閉じる
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教育方法等

概要:
本教科の英語表記は,Image Application Systems Engineeringである。
授業の進め方・方法:
大別して8テーマについて講義を行い,プログラミングによる実習と発表を行う.さらに,その内容についてレポートによる報告を行う.
注意点:

実務経験のある教員による授業科目

この科目は、企業で動画伝送技術の設計業務を担当していた教員が、その経験を活かし、画像の応用技術、Web上での画像応用システムの実装技術などについて、講義と演習形式で授業を行う。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 イントロダクション
2週 processingの導入 processingを実行できる環境を構築できる
3週 テーマ1:画像を明るくする輝度変換
4週 実習と発表
画像の入出力ができ、輝度変換をすることできる。
5週 テーマ2:画像のガンマ補正 ガンマ補正による起動変換をプログラミングで実施できる
6週 テーマ3:画像の解像度 画像解像度をプログラミングによって変換することができる
7週 テーマ4:ヒストグラム課題
8週 実習と発表 プログラミングによってヒストグラムを作成、分析することができる
4thQ
9週 テーマ5:平滑化
10週 実習と発表 プログラミングによって様々な平滑化を施すことができる
11週 テーマ6:先鋭化 プログラミングによって様々な先鋭化を施すことができる
12週 テーマ7:2値化 プログラミングによって様々な2値化方法によって2値化ができる
13週 テーマ8:画像処理による自動化
14週 実習と発表
15週 実習と発表 学習した技術を使って、画像処理によるオートメーション化を実現する
16週

評価割合

試験発表相互評価成果物ポートフォリオその他合計
総合評価割合02008000100
基礎的能力0100500060
専門的能力0100300040
分野横断的能力0000000