到達目標
感性評価のための諸手法や応用例を取り上げ、感性についての具体的な知識を深めることを目的とする。さらに、感性に関する評価研究例や実際の感性に働きかける製品事例について、理解を深めることを目的とする。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
感性工学の概念と感性の評価方法が説明できる。 | 感性工学の概念と2つ以上の感性の評価方法が説明できる。 | 感性工学の概念が説明できる。 | 感性工学の概念が説明できない。 |
論文などから収集した具体的な感性に関する評価研究例について、プレゼンテーションを行うことができる。 | 具体的な感性に関する評価研究例について、プレゼンテーションを行うことができる。 | 具体的な感性に関する評価研究例について、レポートにまとめることができる。 | 具体的な感性に関する評価研究例について、レポートにまとめることができない。 |
新聞、雑誌などから収集した具体的な感性に働きかける製品事例について、評価方法を検討することができる。 | 具体的な感性に働きかける製品事例について、評価方法を検討することができる。 | 具体的な感性に働きかける製品事例について、レポートにまとめることができる。 | 具体的な感性に働きかける製品事例について、レポートにまとめることができない。 |
学科の到達目標項目との関係
専門 A1
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教養 B2
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教養 C3
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教養 D1
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教養 D2
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専門 E1
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専門 E2
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教育方法等
概要:
感性工学とは、定量化の難しい人間の感覚や感性を技術的に取り扱えるようにするための定性的方法論であり、人とかかわるすべての「もの」に関係する考え方である。感性の計測・評価は、感覚生理や感覚心理の問題がからんでくるため、物理的な測定と異なり、色々な工夫が必要となる。本講義では、感性評価のための諸手法や応用例を取り上げ、感性についての具体的な知識を深める。
授業の進め方・方法:
・講義前半では、座学の講義を基本とする。
・講義後半では、感性に関する評価研究例や実際の感性に働きかける製品事例をプレゼンテーション形式で各自発表し、その後質疑応答を行う。
注意点:
・本教科の英語表記は、Kansei Engineeringである。
・1単位当たり30時間の自学自習を必要とする。
・普段から積極的な姿勢で、新聞、雑誌、論文などから感性についての資料を収集すること。
実務経験のある教員による授業科目
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
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2週 |
感性とは |
感性ついて理解できる。
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3週 |
比較評価と独立評価 |
感性の比較評価について理解できる。
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4週 |
比較評価と独立評価 |
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5週 |
識別による評価と解析 |
感性の識別による評価について理解できる。
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6週 |
識別による評価と解析 |
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7週 |
評価尺度について |
感性の評価尺度について理解できる。
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8週 |
評価尺度について |
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2ndQ |
9週 |
SD法による評価と解析 |
感性のSD法による評価について理解できる。
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10週 |
SD法による評価と解析 |
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11週 |
感性評価と製品開発 (プレゼンテーション形式での発表) |
感性に関する評価研究例や実際の感性に働きかける製品事例を理解する。 プレゼンテーション資料の作成(自学自習20時間)×3回。
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12週 |
感性評価と製品開発 (プレゼンテーション形式での発表) |
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13週 |
感性評価と製品開発 (プレゼンテーション形式での発表) |
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14週 |
感性評価と製品開発 (プレゼンテーション形式での発表) |
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15週 |
感性評価と製品開発 (プレゼンテーション形式での発表) |
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16週 |
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評価割合
| レポート | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 30 | 30 | 40 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 |
専門的能力 | 10 | 10 | 10 | 0 | 0 | 0 | 30 |
分野横断的能力 | 10 | 10 | 10 | 0 | 0 | 0 | 30 |
プレゼンテーション力 | 0 | 10 | 20 | 0 | 0 | 0 | 30 |