精密加工学

科目基礎情報

学校 弓削商船高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 精密加工学
科目番号 0036 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 生産システム工学専攻 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 新版機械加工法名:中山一雄,上原邦雄(朝倉書店)
担当教員 大根田 浩久

到達目標

(1)精密加工学における工学知識を身につけること
(2)切削加工,特殊加工技術を理解するエンジニアの育成を目指す
(3)最新の研究開発事例を自ら積極的に調査し,発表する能力を備えること

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 ①精密切削加工法について理解している理解できる概ね理解している理解していない
評価項目2 ②精密鋳造法について理解している理解できる概ね理解している理解していない
評価項目3 ③特殊加工法について理解している理解できる概ね理解している理解していない

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
現代において、精密・超精密加工技術は重要な役割を担っており、他の周辺技術とともに徐々に進歩している。このようなことから、精密加工の基本的な知識は、必要不可欠である。本講義の精密加工学では、一般的な機械工作法よりも高い寸法精度・表面粗さを得るための加工法について、基礎的加工技術や基礎的な知識の取得を目標として、説明する。
授業の進め方・方法:
本講義は、精密切削加工法、精密鋳造法、特殊加工法について講義形式で行う。また、最新の研究事例について、学術論文を参照して、学習した内容を発表することにより、知識の定着化を図る。
注意点:
最新の研究事例について、レポートの提出などもあり、講義での内容だけでなく、広く調べて記述すること.
1単位当たり30時間の自学自習を必要とする。

実務経験のある教員による授業科目

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
2週 精密加工法とは 精密加工法について理解する
3週 精密切削加工法
切削加工
精密切削加工法の切削加工について理解する
4週 精密切削加工法
切削加工
5週 精密切削加工法
研削加工
精密切削加工法の研削加工について理解する
6週 精密切削加工法
研磨加工
精密切削加工法の研磨加工について理解する
7週 口頭発表・レポート
8週 精密鋳造法
ロストワックス鋳造法
精密鋳造法のロストワックス鋳造法について理解する
2ndQ
9週 精密鋳造法
ロストワックス鋳造法
10週 精密鋳造法
シェルモールド鋳造法
精密鋳造法のシェルモールド鋳造法について理解する
11週 精密鋳造法
シェルモールド鋳造法
12週 口頭発表・レポート
13週 特殊加工法
電気・化学加工
特殊加工法の電気・化学加工について理解する
14週 特殊加工法
レーザ加工
特殊加工法のレーザ加工について理解する
15週 口頭発表・レポート
16週

評価割合

試験発表レポート実技・成果物ポートフォリオその他合計
総合評価割合04555000100
基礎的能力0101000020
専門的能力0102000030
分野横断的能力05500010
総合的学習経験と創造的思考力0101000020
主体的・継続的な学習意欲0101000020