到達目標
弾塑性体の力学的挙動(応力とひずみの関係)を記述する数理モデルについて連続体力学の立場から解説する.また,弾塑性体に外力(あるいは変位)が作用したときに物体内に生じる応力(およびひずみ)分布を求めるための支配方程式とその解析手法について解説し,弾塑性力学の基礎的な知識を修得させる.
筆記試験の結果を60%程度,課題レポートを20%程度,プレゼンテーションを20%程度とし総合評価を行う.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
弾塑性理論 | 弾塑性理論を説明できる | 弾塑性理論を理解できる | 弾塑性理論を理解できない |
弾塑性モデル | 弾塑性モデルを説明できる | 弾塑性モデルを理解できる | 弾塑性モデルを理解できない |
弾塑性問題 | 弾塑性問題を解説できる | 弾塑性問題を理解できる | 弾塑性問題を理解できない |
学科の到達目標項目との関係
専門 A1
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専門 A2
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教養 D1
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専門 E1
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専門 E2
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教育方法等
概要:
標準的な弾性力学,数値弾性力学の入門,標準的な塑性力学,材料力学の延長としての塑性力学入門,数値弾性力学の入門,塑性加工学の入門について授業を進める.また,輪講形式の学生による課題のプレゼンテーションも行う.講義1時間につき2時間の予習・復習等を行うこと.到達目標に達しない場合の学生への対応は適宜,補講等により対応する.
授業の進め方・方法:
講義・質問形式の授業を行うほか,輪講形式の学生による課題のプレゼンテーションも行う.
注意点:
実務経験のある教員による授業科目
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
序論:数理塑性力学および材料学を基礎とする結晶塑性学の役割,これらの相互の関連,塑性力学の応用分野(強度計算,塑性加工解析). |
弾塑性の役割、応用分野を理解する
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2週 |
〃 |
〃
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3週 |
〃 |
〃
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4週 |
〃 |
〃
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5週 |
〃 |
〃
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6週 |
〃 |
〃
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7週 |
単軸応力状態での応力・ひずみ関係とそのモデル化:単軸引張り・圧縮あるいは単純せん断における応力-ひずみ関係と数理モデル. |
応力とひずみ関係を理解する
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8週 |
〃 |
〃
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4thQ |
9週 |
〃 |
〃
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10週 |
〃 |
〃
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11週 |
〃 |
〃
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12週 |
〃 |
〃
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13週 |
単純な応力状態での弾塑性問題:はりの曲げ,丸棒のねじりなどを例にとり,単純な応力状態における弾塑性応力・ひずみ解析(材料力学的手法による) |
弾塑性応力・ひずみ解析を理解する
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14週 |
〃 |
〃
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15週 |
〃 |
〃
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16週 |
〃 |
〃
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評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 20 | 0 | 10 | 0 | 10 | 100 |
基礎的能力 | 40 | 20 | 0 | 10 | 0 | 10 | 80 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 |