到達目標
集合論とグラフ理論について講義を行う。
集合論は自然科学を記述する言語としての役割を果たす。
グラフ理論は、電気回路網や通信網の解析などに必要不可欠な理論である。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1
集合論を習得できる | 集合論で定義される様々な概念を理解し、それらを扱うことができる | 集合論の言葉が理解できる | 集合論の言葉が理解できない |
評価項目2
グラフ理論を習得できる | グラフ理論で定義される様々な概念を理解し、それらを扱うことができる | グラフ理論の言葉が理解できる | グラフ理論の言葉が理解できない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
本講義はグラフ理論の入門的内容である.
授業の進め方・方法:
講義では、指導者が理論を解説し, 学習者はその理論を駆使し具体的な対象について計算をすることで内容の定着, 習得を図る.
講義の際, 指導者はスライドやアニメーションを用いることで, 抽象的な理論をわかりやすく解説する.
注意点:
1単位あたり30時間の自学自習を必要とする.
実務経験のある教員による授業科目
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
集合論の復習1 |
部分集合、共通部分などの用語を理解できる
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2週 |
集合論の復習2 |
補集合、ド・モルガンの法則を理解できる
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3週 |
演習 |
集合論の知識を正しく扱える
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4週 |
直積集合、同値関係 |
直積集合と同値関係について理解できる
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5週 |
写像 |
写像の用語について理解できる
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6週 |
無限集合とカントールの対角線論法 |
無限集合の性質について理解できる
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7週 |
演習 |
同値関係や無限集合の知識を正しく扱える
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8週 |
中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
半順序関係 |
半順序関係について理解できる
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10週 |
極大・極小 |
極大・極小について理解できる
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11週 |
演習 |
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12週 |
グラフ理論入門1 |
グラフ理論の基本的な用語を理解できる
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13週 |
グラフ理論入門2 |
グラフ理論の基本的な用語を理解できる
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14週 |
オイラー閉路、ハミルトン閉路 |
オイラー閉路とハミルトン閉路の違いを理解できる
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15週 |
演習 |
グラフ理論の知識を正しく扱える
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16週 |
期末試験 |
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評価割合
| 試験 | レポート | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 40 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 30 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 50 |
専門的能力 | 20 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 |
分野横断的能力 | 10 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 |