物理学特論

科目基礎情報

学校 弓削商船高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 物理学特論
科目番号 0049 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 生産システム工学専攻 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 適宜講義資料を配付する。
担当教員 牧山 隆洋

到達目標

力学を体系的に学ぶ。微分方程式による運動の解析し、剛体の運動について理解を深める。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
理論的計算現象や法則から,自ら論理的に思考できる。現象や法則における論理的な思考が理解できる。現象や法則における論理的な思考が理解できない。
実験実験を行い、現象を伝えることができる。実験を行い、現象を理解できる。実験ができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
大学レベルの体系的な物理を学習する。また,自然現象、自然法則、物理量の内容を実験により身近に正しく理解すること。
授業の進め方・方法:
実験・観察と計算を併用した授業を実施する。
注意点:
日々の授業態度を評価する。

実務経験のある教員による授業科目

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 位置ベクトル・速度・加速度の関係 力学を学ぶ意味を理解する。
ベクトルの演算、表記法を理解する。また、微分と積分の確認をする。
2週 運動方程式 微分方程式を用いて、自由落下運動などを解く。
3週 運動方程式 雨滴の落下運動などを解析する。
4週 剛体の運動と自由度 剛体の力学について概観を学ぶ。
5週 慣性モーメントの性質 慣性モーメントの定義と性質を学ぶ。いろいろな形状の物体の慣性モーメントを計算する。
6週 剛体の運動 剛体の運動ついての練習問題を解く。
7週 コマの歳差運動 コマの歳差運動について学ぶ。
8週 テスト
2ndQ
9週 二重スリット実験 前期量子論について説明する。二重スリット実験について学ぶ。
10週 電子の発見、光電効果 電子、光子について学ぶ。
11週 ボーアの原子モデル ボーアの原子モデルについて理解する。
12週 シュレーディンガー方程式、不確定性原理 シュレーディンガー方程式、不確定性原理について学ぶ。
13週 無限に深い井戸型ポテンシャル 無限に深い井戸型ポテンシャルについての演習。
14週 有限の深さの井戸型ポテンシャル 有限の深さの井戸型ポテンシャルについての演習。
15週 トンネル効果 トンネル効果について学ぶ。
16週 テスト

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80002000100
基礎的能力80002000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000